試合を支配出来るチームになって欲しい:ミッチェル監督
PUMASのホセ・ミゲル・ゴンザレス“ミッチェル”監督は今シーズンにおけるこれまでのチームの歩み(3勝3敗で勝ち点9)について、こう意見を述べた。
「第6節まで消化して、現時点でリギージャ(プレーオフ)に進出圏内にチームは留まっている。本当に我々は改善に次ぐ改善をしたいが、規則正しくプレーをするためには時に時間を要する。我々は通常、安定したチームであると思う。不規則なプレーをする時に、チームは非常に不安定になる。全ての面において悪くないプレーをしていても、時に試合で負けることがあるものだ。」
「選手たちとほぼ3ヶ月間トレーニングをしていることは、我々がしたいプレーをしたり無秩序が我々に対してダメージを与えることを理解することに対して、時にあまり苦労しない。」と、付け加えた。
そういう意味で、こう説明した。
「勝ち点9のバランスは、我々が示したサッカーのクオリティによるものではないかもしれない。数々のエラーは、我々に対して非常に大きなダメージを与えている。試合を支配出来るチームになって欲しい。何かネガティブなことが起きた際に、チームが無秩序にプレーをするようになる。ボールが前線に進んだ際にゴールを決めきれていないが、その際にはより安定している。試合には多くの状況があり、それらが常にポジティブであるとは限らないので、これを変える必要がある。我々は、最も失点の少ない守備陣の1チームであり続けているが、失点をするたびに試合のバランスを取る方法を見つけていない。それはメンタル面の問題でもあるので、ハードワークしなければならない点だ。」
そしてこの件に関して、こう付け加えた。
「我々は勝ち点9を獲得し、だいたい安定したチームだ。失点は少ないものの、相手チームのゴール前で多くの得点チャンスを作れていない。ただ、それは悪い状況ではない。シーズンまだ先は長いし、最終節にはリギージャ(プレーオフ)進出出来るようにする。我々にとって日程はハードで、準備万端でいなければならない。選手たち全員がプレーするので、陣容は流動的である必要がある。チームは、非常に良い気質を持っている。我々は規則的なチームでは思わないが、不安定なチームだとも思わない。」
同じように、木曜日の対CFモンテレイ戦について語った。
「非常に面白い一戦だ。CFモンテレイは常に上位に位置することに慣れているが、我々と似たような順位にいる。彼らにとって、やりにくい試合になると思う。多くのソリューションとサブメンバーを持っていて、選手たちの年棒は我々の方が低いだろう。我々の義務は最大限の謙虚さと競争力を持ってプレーをするので、争ってCFモンテレイに勝とうとすることだ。」と、説明した。
CFモンテレイの新スタジアムにおいてこれまで勝ち点を挙げられていないことについて、こう述べた。
「それは、意欲向上や目標達成のための刺激の1つだ。これまでにリーグ優勝している監督と共に素晴らしいチームだが、現在順位表では我々の下にいる。過去の実績は悪いが、いつかは変えなければならない。 簡単ではないが、彼らにとってもそうではない。プレシーズンのクラブ・アメリカ戦やレギュラーシーズンのUANLティグレス戦、そして明日もそうなると期待しているように、おそらく我々にはレベルの高いチームと対戦する資質がある。我々がチームとして集団でプレをーして、ボールを持っているとき、または持っていないときの選択肢が分かれば、木曜日に見ているものに対して非常にポジティブな反応を与えるだろう。」と、付け加えた。
最後に、チームのフォワード陣による得点が少ない点について、こう答えた。
「プレシーズン、そしてレギュラーシーズンと我々のスキームは変化している。時に、3TOPであったりする。ヴィクトル・マルコラは左サイドバックのように彼らを使っていて、自身も得点をしている。チームで最も目を引くのは、センターフォワードが1TOPまたは2TOPであることで、攻撃中のチームの基準となる。しかしチームが得点するチャンスを作らない方が、もっと心配だ。フィニッシュの精度は試合によってバラつくことがあるが、通常我々のフォワード陣は的確なポジショニングをしている。」