Pumas de la UNAM

メキシコサッカー1部リーグのクラブ・ウニベルシダ・ナシオナルを応援している日本人の備忘録

CFモンテレイの今シーズン・フォーメーション

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それでは、今節の対戦相手︰CFモンテレイのフォーメーションについて。

 

昨シーズンは、リギージャ(プレーオフ)準決勝進出し、過去にリーグ優勝4回。特徴はここ直近の5シーズンで、レギュラーシーズンで最低でも順位表第5位以内=リギージャ(プレーオフ)には必ず進出して、4シーズン前にはリーグ準優勝しているように常にリーグ優勝争いをしている点です。

 

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まずは、今シーズンここまでの結果。監督は元CFパチューカを率いて2016年後期ステージにSSCナポリへ移籍したメキシコ代表:イルビング・ロサノらとリーグ優勝を果たした、PUMASのOB:ディエゴ・アロンソ(3シーズン目)です。

現在のところ、3勝3敗で勝ち点9の第9位です。

 

注目すべき選手は、CAリーベル・プレートやSLベンフィカに在籍し2015年に移籍して以来、毎シーズン約20得点をマークしているフォワード:ロヘリオ・フネス・モリ、CFパチューカの下部組織出身でメキシコ代表のMFロドルフォ・ピサーロ、アルゼンチン1部リーグのCAインデペンディエンテから移籍したMFマクシミリアーノ・メサ、そして今シーズンにプレミアリーグのトッテナム・ホットスパーFCから移籍したフォワード:フィンセント・ヤンセンです。

 

 

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それでは、開幕節のアウェイゲーム対クラブ・アメリカ戦。フォーメーションは、4-2-3-1。ニコラス・サンチェスとステファン・メディナの両センタバックにレオネル・バンジョーニとミゲル・ラユンのサイドバック、ボランチに下部組織出身選手である若手ジョナサン・ゴンサレスとカルロス・ロドリゲス、中盤の真ん中にマクシミリアーノ・メサと両サイドハーフにドルラン・パボンとアビレス・ウルタード、1TOPにロヘリオ・フネス・モリという布陣。

試合は前半から打ち合いの様相を呈して2-2のドローで折り返し、後半早々に勝ち越された時点でジョナサン・ゴンサレスを下げてロドルフォ・ピサーロ、レオネル・バンジョーニを下げて、PUMASのOB:ヘスス・ガジャルドをそれぞれ投入するも、最終的にダメ押し点を決められ4-2で敗戦。

 

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次に、第2節の同じくアウェイゲーム対アトレティコ・サンルイス戦。フォーメーションは、4-4-1-1。1TOPのロヘリオ・フネス・モリと両センターバックは変わらず、ヘスス・ガジャルドが左サイドバックでスタメン。マクシミリアーノ・メサが左サイドハーフ、TOP下にロドルフォ・ピサーロ、ボランチをジョナサン・ゴンサレスに代わってセルソ・オルティスという布陣。

試合は7枚のイエローカードが飛び交う乱戦で、結局アトレティコ・サンルイスが前半18分に得点した決勝点を守り切り、勝利。

 

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次に、第3節のホームゲーム対クラブ・レオン戦。フォーメーションは、4-4-2。センターバックをステファン・メディナに代えて、下部組織出身選手であるセサル・モンテスを起用。中盤の真ん中にカルロス・ロドリゲスとセルソ・オルティス、両サイドハーフはそのままで、ロヘリオ・フネス・モリとロドルフォ・ピサーロの2TOPという形。


試合は前半に2点を先行されるも終了間際にロヘリオ・フネス・モリが1点を返し、後半半ばスタメン起用に応えたセサル・モンテスが同点弾を放ち、追い付いた直後にドルラン・パボンを下げてホナタン・ウレタビスカヤを投入するも交代直後に負傷してしまい、レオネル・バンジョーニがその穴を埋める。ロスタイム寸前にエース:ロヘリオ・フネス・モリが勝ち越し点を挙げるという、今シーズン一番の内容だった。

 

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次に、第4節のアウェイゲーム対モナルカス・モレリア戦。フォーメーションは、第2節と全く同じメンバーの4-4-1-1。


試合は前半終了間際に、相手のMFホセ・ホアキン・マルティネスがこの試合2枚目となるイエローカードで退場処分に。ハーフタイムに突然の大雨で数十分間中断した後、ロスタイム間際に漸く数的有利を生かして、ミゲル・ラユンが決勝点を挙げ勝利した。

 

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次に、第5節のホームゲーム対デポルティボ・トルーカ戦。フォーメーションは、3-4-3。ディフェンスラインを両センターバックに加えて、セサル・モンテスを起用し3枚に。中盤は両ボランチにカルロス・ロドリゲスとセルソ・オルティス、両サイドハーフにヘスス・ガジャルドとミゲル・ラユン。フォワードも3枚で、真ん中にロドルフォ・ピサーロとその左にロヘリオ・フネス・モリ、右にマクシミリアーノ・メサという形。


試合は内容的に、前後半それぞれ1点を挙げたホームチームの圧勝であった。

 

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最後に、第6節のアウェイゲーム対サントス・ラグーナ戦。フォーメーションは前節同様の3-4-3だったが、3バックのディフェンスラインに2部リーグのソノラからレンタル移籍している20歳のホアン・フェリペ・バスケスがスタメン出場。それ以外は、第5節と全く同じメンバーと配置。


試合は前半5分で、2点を挙げたホームチームが終始圧倒。後半に入って運動量が落ちたサントス・ラグーナに対し、後半からメキシコサッカー1部リーグデビューを果たした新補強選手:フィンセント・ヤンセンが1点を返すも、結局スコアはそのまま。