9人相手のFCファレスに勝てないPUMASと度重なる誤審による酷いレフェリング
後半の全時間帯を2人少ない状態で戦ったFCファレス。それにもかかわらず勝てないPUMAS
もしこの試合に勝てばレギュラーシーズン単独首位に立てたはずだったPUMASであったが、9人の相手に対してホームで勝てなかったばかりか、1−1の引き分けるのがやっとであった。
FCファレスの戦前に立てたプランは前半6分、エリック・カスティージョがヘスス・リバスに対してスライディングタックルをした際に足を踏んでしまい、主審:オスカー・マシアスがVAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)で見直したところ一発退場となり、台無しとなった。前半終了間際、今度はフランシスコ・ネバレスがカルロス・ゴンザレス相手に抜けていれば相手ゴールキーパー:イバン・バスケス・メジャドとの1対1という場面で犯したファールで同じく一発退場となった。
後半から選手交代のベンチワークがポイントとなりそうであったが、PUMASはあまり積極的には動かなかった。事実唯一の得点は、カルロス・ゴンザレスがペナルティーエリア内で手ゴールキーパー:イバン・バスケス・メジャドに引っかけられて転んだという、主審による誤審で生まれたペナルティーキックのみであった。このペナルティキックを難なく決めて、今シーズン初得点をマーク。
しかしこのまま追い掛ける展開のまま進むと思われた後半19分、マクシミリアノ・オリベラがファールを受けて得たフリーキックを、ゴールキーパー:アルフレード・タラベラも届かない位置のゴール右隅へ見事に決めて1−1の同点とした。
後半45分幸運の女神はPUMASに微笑むかと思われたのは、セバスチャン・サウセドがペナルティーエリアへ左サイドから侵入した際に相手ディフェンダーと衝突したのを主審が再びペナルティーキックと誤審。AR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)で見直したところ、この判定は覆された。
この結果PUMASはたった一度のゴールチャンスしか掴むことが出来ず、相手チームに勝てなかった。そして試合の半分を数的優位を得ながら、そのアドバンテージを生かすことが出来なかった。さらには未だ無敗であるものの、レギュラーシーズン単独首位に立つ夢も泡となって消えた。