PUMASはチャンスを逸し、パチューカに対してドロー。順位表の第3位に留まる
PUMASは順位表第2位に上がる良い機会を潰したが、リギージャ(プレーオフ)圏内を維持。パチューカは引き続き、レペチャへ(敗者復活戦)の順位のまま
PUMASは、リギージャ(プレーオフ)を直接戦えるという順位に留まる貴重な機会を潰した。守備陣の失策によってイダルゴ・スタジアムで行われた試合でパチューカにドローを許し、変わらずレギュラーシーズン首位を独走するクラブ・レオンを追撃しなかればならなかったにもかかわらず、今節その良い可能性を潰し総合順位表の第5位のままとなったのだ。
このドローという結果にもかかわらず、このトーナメントで一番素晴らしいゴールキーパーとしてのプレーをこの試合でもペナルティーキックを阻止したり、スーパーセーブを見せながら続けているアルフレード・タラベラに対して、それを全て台無しにしてしまった。PUMASはカウンターアタックによる攻撃で、前半23分ファビオ・アルバレスが奪ったボールをほぼハーフライン付近にいたファン・パブロ・ビゴンがそれを追い越して行って、キーパーと1対1になってからこれを交わすシュートで先制。
その後ファン・ディネンノがビクトル・ダビラをペナルティーエリア内で倒してしまい、ペナルティーキックを献上。アルフレード・タラベラはシュートをする前に何度かダビラにここへ打てとモーションを掛けながら、これを見事にスーパーセーブ。コーナーキックへと逃れた。さらにその後、もう1つのコーナーキックからグスタボ・カブラルがペナルティーエリア内で受けたボールをシュート。しかしアルフレード・タラベラはこれも手で防いだ。
しかしPUMASは、エラーで追い付かれることを許してしまう。ハーフタイム前にエリック・アギーレがペナルティーエリアの外から放ったシュートがディフェンダーのアレハンドロ・マジョルガに当たり、オウンゴール。これにはさすがのアルフレード・タラベラも、身動き一つ出来なかった。
試合は後半に入っても、スコアは動かないまま終了。パチューカはそれまでいたポジションからレペチャへ(敗者復活戦)圏内の順位を上げ、PUMASは総合順位表の第2位に上がれるリギージャ(プレーオフ)へ直接出場できる位置を維持する格好のチャンスを逃したのであった。