後半43分、マルコ・ガルシアのゴラッソで、PUMASがクラブ・レオンのホームで勝利を収める
クラブ・レオンのホームスタジアムにおけるPUMASのドラマティックな勝利で、2021年前期ステージにおけるレペチャヘ(敗者復活戦)進出に向けて僅かな望みを残す
PUMASは2021年前期ステージにおいてベストゲームを展開し、クラブ・レオンのホームスタジアムという厳しい状況において、2-1で制し今シーズンの3勝目を挙げ、驚くべき勝ち点3で未だレペチャヘ進出の望みを残している。圧倒的に不利だと思われた第14節、ファン・イグナシオ・ディネンノと下部組織出身選手:マルコ・ガルシアによるゴールで、価値ある勝利を収めた。
前半はクラブ・レオンがボールを支配していたが、PUMASは攻撃することを諦めなかった。PUMASの守護神:アルフレード・タラベラの守るゴールを目指す力強さに欠けた相手に対して、カウンターアタックを試みながら前半をノーゴールで折り返した。前半44分、セバスチャン・サウセドが右サイドの高めのポジションから繰り出した正確なセンタリングから、最期はファン・ディネンノが倒れ込みながらも楔となって押し込み、先制。
後半15分、この試合を勝てば得失点差で総合順位表の第4位(リギージャ=プレーオフの際に、2ndレグをホームゲームで戦えるアドバンテージが与えられる)に食い込む可能性のあったクラブ・レオンは、執拗な右サイドからの攻撃でリペナルティーエリア内のバウンドボールから、最期はビクトル・ダビラが押し込み同点に追いついた。
しかしながら勝利の女神はクラブ・レオンではなく、最終的にPUMASに微笑んだ。後半43分、クラブ・レオンの悪いビルドアップからボールを奪い、ペナルティーエリア手前にいたファン・ディネンノから左サイドを駆け上がったマルコ・ガルシアへ叩き、そのままドリブルから最後は強烈な左足のシュートで相手ゴールキーパー:ロドルフォ・コタの守るゴール右上隅に突き刺した。
この勝利でPUMASは勝ち点14に到達したものの、引き続き総合順位表のブービー。しかしレペチャヘ進出の望みを残している。一方でクラブ・レオンは前述の第4位へ上がる可能性を失い、勝ち点19で第7位で今シーズンの残り数試合を迎えることになった。