CFパチューカは、PUMAS相手にドローで窮地から抜け出す
CFパチューカは後半の最後までゴールを目指し、ついにペナルティキックを得て、ホームにおける敗戦から救われる
CFパチューカは、イダルゴ・スタジアムにて行なわれたPUMASとの一戦で最後にドローを得た。後半42分にペナルティキックによる同点弾で、前半からリードされていた試合で敗戦を免れた。得点者はPUMASがワシントン・コロソ、CFパチューカはジャイロ・モレノで、両チーム共に総合順位表における勝ち点1を分け合ったが、未だにレペチャヘ(敗者復活戦)進出は決めることが出来なかった。
前半開始から攻撃の勢いを増したPUMASは、CFパチューカのゴールキーパー:オスカル・ウスタリの攻撃を寄せ付けずに守るゴールを目指し、試合を先制して勝ち点3を挙げようとした。CFパチューカもまた攻撃のために諦めずにホームアドバンテージを利用しようとしたが、PUMASのゴールキーパー:アルフレード・タラベラもまた守備陣と一体となって無得点に抑えた。
前半27分、ファン・ディネンノによるセンタリングをワシントン・コロソのファーポストへのゴールでついにPUMASが先制する。そしてそのリードをハーフタイムまで維持し続けた。後半に入ってCFパチューカは前半より力強さを増し、追い付き追い越そうとした。しかしCFパチューカによるこれらの努力にもかかわらず、PUMASのディフェンスラインを越えることが出来なかった。さらにはアルフレード・タラベラもまた無失点を保ち、ゴールに到達したすべてのボールを止めてチームに貢献した。CFパチューカはライバルのゴールを常に攻撃し続けたが、PUMASの守るエリアが堅固なままだったため、得点チャンスを決めきることは出来なかった。
しかしアビレス・ウルタードがエリアの左サイドでトラップをしてシュートを打とうとした際に、アラン・モソがその左足を踏ん付けてしまい主審がペナルティを課したため、このPUMASディフェンスによるミスによってCFパチューカが追い付き、勝ち点1を分け合う機会を生み出した。後半42分、ジャイロ・モレノがこのPKを冷静に決め、CFパチューカにレペチャヘ進出を夢見る機会を与えた。その後は試合の最後の瞬間まで勝敗の決着が付かなかったため、両方のチームによるインテンシティが上がったが、どちらか一方に有利なバランスを崩す明確な得点チャンスがなかったため、スコアは1対1のドローのまま勝ち点1を分け合った。