Pumas de la UNAM

メキシコサッカー1部リーグのクラブ・ウニベルシダ・ナシオナルを応援している日本人の備忘録

メキシコリーグ 2022年グリッタ後期 第2節 レビュー

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「我々は謙虚さから信じなければならない、そうしないと特定のことで不利な状況に陥る」アンドレス・リリーニ監督

 

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PUMASはトーナメントの首位タイで、もう1週間はこのまま推移する見込みだ。アンドレス・リリーニ監督にとって彼の戦略では未だ何も勝ち取っておらず、そのため彼は2022年後期ステージの最初の2節において勝ち点6を挙げた後、サポーターと世論に抑制を求めた。彼は、真のPUMASサポーターが現時点で彼らのチームに満足していることを認めた。

「サポーターの皆さんに、感謝申し上げる。今日は平日にもかかわらず、ケレタロ在住のPUMASサポーターと一緒になって、沢山の方がスタジアムへお越しになられた。我々は、彼らのサポートが必要だ。真のサポーターは、このトーナメント序盤におけるプロセスを信じている。彼らは下部組織出身選手たちが活躍して、試合に勝つのを見ることが好きだ。地に足を付けて、我々は謙虚さから信じなければならない、そうしないと特定のことで不利な状況に陥る。我々は、サポーターが見たいPUMASを体現していく。」と、述べた。

 

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監督にとって、チームはコレヒドーラ・スタジアムにおいて逆転勝ち出来る方法を知っていたと言える。試合の鍵の1つはケレタロFCによるプレッシャーがあまり掛かっていないスペースを利用することであり、そのペナルティーエリアの端で2022年後期ステージの序盤の試合で最初の2ゴールを決めたことであったことを認めた。

「相手チームは、多くの個性を持ったチームであるという印象がある。 チームの試合への入り方は、あまり良くなかった。イレブンは集中力不足で試合に入り、先制された後にはその集中力を切らさなかった。事前にプランを立てたスペースが空き、ペナルティーエリアの外からの2得点で試合の主導権を奪い返した。」と彼は結論付けた。

 

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彼は明確に前回のトーナメントでチームに合流した最後の補強選手たちに対して、よりメキシコサッカー1部リーグに馴染むことを目指している部分はあるが、彼の仕事はチームの各メンバーをより良くすることであると述べた。

「方法は無いがチームメイトが何人かの補強選手たちに対してより少ないことを主張していることは知っていて、その方法はそれらを毎日より改善することだ。」と、対ケレタロFC戦の勝利について、何か方法があるのか?という問いに答えた。

「大きな課題は、優れたチームが維持するやり方を維持することだ。 何人かの選手たちが負傷などで脱落したが、後退するつもりはない。 自分は歴史的なクラブであるPUMASを率いており、決して戻ることは無い。選手たちはそれを知っており、これまでのところ我々は前進して行く。」と、彼はためらうことなく付け加えた。

 

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一方で、彼は試合の途中に負傷したマルコ・ガルシアの状態についてあまり望ましくない診断を共有した。それは未だ公式な医療報告が報告されておらず、チームドクターが骨に異常があるということで精密検査をするために、試合後直ぐにメキシコシティへ直帰したということだ。

「マルコ・ガルシアの怪我については、大変残念だ。最初の診断は好ましくなく、まず彼をX線検査のためにメキシコシティに連れて行き骨に異常があるということだ。自分は診察結果が、重症でないことを願う。」と、コメントした。 「エフライン・ベラルデは気分が悪く、15分後に非常にめまいがしたと報告してきた。そして試合前半の終わりに、もうプレーを続行することが出来ないということだった。」と、彼は付け加えた。

 

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最後にアラン・モソが一発退場を宣告されたプレーのリプレイは見ておらず、負傷欠場者の代わりの選手たちをユースアカデミーの選手たちから探すであろうと述べた。

「いつも言っている通り、この場にいるようになってから25人の選手たちを居て、彼らには完全なる信頼を寄せていると言い聞かせている。彼らだけで不十分な場合は、ユースアカデミーの選手たちを起用する。このクラブは下部組織で成り立つために、自分はここにいる。」と、締め括った。

 

PUMASは第3節の対UANLティグレス戦に向けて、メキシコシティで休みなくトレーニングを行なう予定で、ファビオ・アルバレス、ファン・ディネンノやクリスティアン・・バトッキオといった前節までに欠場した選手たちを起用出来るようにしていく。