Pumas de la UNAM

メキシコサッカー1部リーグのクラブ・ウニベルシダ・ナシオナルを応援している日本人の備忘録

CONCACAFチャンピオンズリーグ 決勝 2nd.レグ レビュー

 

アンドレス・リリーニ監督の気持ちは「欲求が阻止され満足されない状態だが、選手たちを誇りに思う」

 

 

PUMASのアンドレス・リリーニ監督は、CONCACAFチャンピオンズリーグの決勝戦に敗れた後の記者会見で、彼の気持ちを吐露した際に感情的にボロボロになったように見えた。何度も顔に手を当てて、タイトル獲得寸前まで行ってどういう気持であったか?を語った

 

 

「まずは、シアトルサウンダーズFCに対しておめでとうと言いたい。公正な立場から見て勝者に相応しく、素晴らしいクラブであり、我々は勝ちたかったが今は敗北感でいっぱいだ。決勝戦へ進出するまでに複雑な相手チームを倒したが、ホームゲームで失ったアドバンテージを犠牲にして、プラクティカルで、素早いチームと対戦し、ミスを犯せば得点に直結するだろうということを承知でシアトルまで来た。実際に起きたことは、その通りだった。得点チャンスはあったが、それを決めきることは出来なかった。」

 

 

リリーニは、「我々は、現実に直面しなければならない。自分はそれに直面するためにここにいる。気持ちは完全に欲求が阻止され満足されない状態だが、選手たちを誇りに思っている。彼らは、持っているもの全てを出し切ってくれた。ここまで応援に来てくれたサポーターに言えることは、彼ら同様に我々もまたこの決勝戦を勝ちたかった。選手たちは持っている全力を出し切ってくれた。達成できる時もあれば、今日のように相手が上回る時もある。」

 

 

「1stレグの試合における2点のアドバンテージをキープすることは決定的だった。もちろん、そうしてシアトルへ乗り込むつもりだった。試合は別のハンドリング方法で、また別の条件で行なわれるハズだったが、結果はネガティブであり、我々は今こうしてこの場にいる。」

 

 

監督は先を見据えて、繰り返して述べた。

「これは、複雑な状況だ。頭の中で、早く切り替えなければならない。今はどん底にいるが、明日は再び走り始めなければならない。なぜならば、我々にはメキシコサッカー1部リーグの敗者復活戦が残っているからだ。」