Pumas de la UNAM

メキシコサッカー1部リーグのクラブ・ウニベルシダ・ナシオナルを応援している日本人の備忘録

CONCACAFチャンピオンズリーグ 決勝 1st.レグ プレビュー

 

「2年間のハードワークと努力の総仕上げだ」:アンドレス・リリーニ

 

 

PUMASの監督は、チームを世界サッカーのトップに導き、ユースアカデミープロジェクトを継続することを目標としている


17年前と同じように、PUMASはCONCACAFチャンピオンズリーグの決勝戦に出場する。チームは、アンドレス・リリーニ監督が率いるプロジェクトでタイトルを獲得しようとしており、それは2年間にわたるハードワークの総仕上げとなる。

 


「PUMASを優勝させてサポーターにタイトルを与えたいと思っている。 チームのポイントは形成された集団であり、素晴らしいものを持っている選手たちであることだ。彼らは躓いても、常に起き上がる。我々は辛く苦しい瞬間を過ごしたが、今日こうして決勝戦の舞台に立つ。このチャンスを逃すことは出来ない。我々は非常に高いモチベーションで、それをとても楽しんでいる。自分はまったく緊張していない。 それどころかそれを特権の場所としてとらえ、することすべてを楽しんでいる。我々全員で辿り着いた場所がこの決勝戦であり、プレーをすることが出来ることだ。選手たちがこの2年間に行なっていたハードワーク、努力、献身、そしてコミットメントの総仕上げとなる。」

 

※選手たちの宿泊先ホテルへ、試合前日サポーターたちが駆け付けた様子

 


PUMASの対戦相手は、CONCACAFチャンピオンズリーグにおける最も手強いクラブの1つであるシアトル・サウンダーズFCで、ここまで3勝3分けの無敗で臨む。そのため監督はオリンピック・スタジアムが、相手チームにとってプレッシャーになるよう求めている。


「彼らはMLSの主要なチームであり、引き続き最近のシーズンで主要な選手たちだ。ここまでにおける歩みを維持することは容易ではない。それが我々にとって、ホームゲームを味方に付けなければならない理由だ。だからこそ、彼が攻撃した場合、我々はクレバーに、うまく対抗しなければならない。 ホームゲームでは勝たなければならないし、それがウチのチームの特徴だから、キックオフ直後から攻撃する。我々は無我夢中になることはできない。このチャンピオンズリーグは、いかにうまくディフェンスすることによって勝つことが出来る。我々はトレーニングし、秩序、忍耐を強調し、スペースを探さなければならない。我々が攻撃し、後ろにしっかり引いているときは力強い。」

 

 

一方PUMASはここ2節続けてリーグ戦で負けて(対アトレティコ・サン・ルイス戦とCDグアダラハラ戦)おり、この試合に臨む。これはPUMASが過去に残した状況であり、ミスの修正にのみ焦点を当てている。

「我々は、これらのここ直近2試合のミスを修正することに焦点を当てている。このチャンスは1回のみであり、全部で180分の2試合だ。大きなモチベーションであり、集団はしっかりしていて、試合開始から強く、相手チームは非常に複雑なライバルであり、我々はホームゲームで良いサッカーをすることによって彼らを打ち負かさなければならない。」

 


CONCACAFチャンピオンズリーグ決勝1st.レグの前日に、アンドレス・リリーニ監督は2名の重要な欠場者(ファン・ディネンノとレオネル・ロペス)が予定されているが、僅かな希望の光として試合直前になれば攻撃陣の要であるファン・ディネンノはもしかしたら出場可能かもしれないということだ。

「ヘロニモ・ロドリゲスとアマウリ・ガルシアは負傷からの回復にと間取り、この試合には出場不可能だ。レオネル・ロペスの状況は改善しているが、それでもまだ出場した試合(対アトレティコ・サン・ルイス戦)における負傷の痛みが残っているので、日々状況を確認し続けており、出場可能かどうか微妙なところだ。ファン・ディネンノは筋肉痛であるが、明日まで見合わせる。本日通常メニューのトレーニングに参加せず、この類の試合では、100%の状態である選手を起用するのが通常だ。相手チームにアドバンテージを与えたくないが、無理であれば残りの25人から選ぶまでだ。」