PUMASは再び白星街道へ戻り、クラブ・レオンを2-1で破る
ジョゼ・ロジェーリオとアルトゥーロ・オルティスの得点で、逆転勝ちを収める
PUMASは闘志とスピリッツを取り戻し、オリンピック・スタジアムにおいて、機能せず不安定でプレーのアイデアに欠くクラブ・レオンを2-1で倒した。クラブ・レオンで最も注目に値するのは、前半19分のサンティアゴ・コロンバットによる得点とルイス・アルトゥーロ・モンテスによる紳士的な素晴らしいフェアプレーアクションだった。PUMASが白星街道に戻ったゴールは、前半23分に今シーズン4得点目のゴールを決めたジョゼ・ロジェーリオで、このゴールで改めて得点王ランキングのTOPに立った。決勝点は前半45分のアルトゥーロ・オルティスによるヘディングシュートで、この勝利によってPUMASは、総合順位表の第5位へ。クラブ・レオンは第12位となった。
来週は両チームにとって非常に複雑となる。PUMASはCONCACAF(北中米カリブ海地域)チャンピオンズリーグ・ベスト16の1stレグでデポルティーボ・サプリサをアウェーで訪れ、日曜日に昨シーズンリーグ王者であるCFアトラスをアウェーで訪れる。一方クラブ・レオンは同様にCDグゥアスタトヤをアウェーで訪れ、週末にはCDグアダラハラをホームで迎え撃つ。
試合開始わずか1分、ジャン・ダビド・メネセスが先制点を挙げようとしていたため、PUMASは冷や汗をかかされた。 コーナーキックの後、ハイネ・バレイロはボールをファーサイドのポストにヘディングで流し、ジャン・メネセスがボレーシュートしたボールは、アルフレード・タラベラが守るゴール右ポストに直撃した。この攻撃後もサンティアゴ・コロンバットが先制点を挙げるまで、クラブ・レオンはPUMASゴールへ殺到し続けた。ビクトル・ダビラは素晴らしい個人技からのスルーパスでPUMASゴールへ向かったが、これはディフェンダーがクローズしたため事なきを得た。
クラブ・レオンの先制点はPUMAS選手たちのプライドを刺激した。4分後には、数人による素晴らしいダイレクトプレーから最後はセバスチャン・サウセドがジョゼ・ロジェーリオへラストパスを送り、これをダイレクトに放ったシュートは、ロドルフォ・コタの右脇をすり抜けていった。前半終了の数分前、PUMASはペナルティーエリアの端でジオゴ・デ・オリヴェイラが受けたファールからフリーキックを得た。キッカーのレオネル・ロペスはエリアの真ん中にクロスを供給、アルトゥーロ・オルティスがハイネ・バレイロとオスバルド・ロドリゲスの真ん中を割って、高い打点からのヘディングシュートで逆転に成功した。
後半に入って試合はPUMASがピッチにおける各ポジションで完全に主導権を握ったため、クラブ・レオンの得点チャンスは非常に少なくなった。試合終了の数分前に、アラン・モソが今シーズン2度目となるレッドカードを受けた。 ホセ・イバン・ロドリゲスが先に触ったボールに対するチャージだったが、非常に厳しい判定でありアンドレス・リリーニ監督による怒りを買った。VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)によるレビューを要請したが、これは却下された。またクラブ・レオンもフェデリコ・マルティネスがファビオ・アルバレスに対するファールで2枚目のイエローカードを貰い、両チームともに10人ずつとなった。
アディショナルタイムには、ルイス・アルトゥーロ・モンテスがサッカー選手としての謙虚さ、格の違い、偉大さを示すフェアープレーをした。ワシントン・コロソによる肘打ちが試合の主審によって一発退場のレッドカードを受けたが、モンテスはこれに対して顔面に対してではなくあくまでも腕に対してであったと異議を申し立て、主審はイエローカードへ変更した。モンテスは、オリンピック・スタジアムに詰めかけた多くの観衆から拍手喝采を受けたのであった。