「ＣＯＮＣＡＣＡＦ（北中米カリブ海地域）チャンピオンズリーグとメキシコサッカー１部リーグの両方で勝負をかける」アンドレス・リリーニ監督
クラブ・レオンに対する勝利はアンドレ・リリーニ監督を大胆にした。 メキシコサッカー１部リーグの総合順位表上位に立つ勝ち点３にモチベーションが上がったＰＵＭＡＳの監督は、ＣＯＮＣＡＣＡＦチャンピオンズリーグの話題について明確な考え方を示した。
「ＣＯＮＣＡＣＡＦチャンピオンズリーグとメキシコサッカー１部リーグの両方で勝負をかけるつもりだ。このトーナメントを勝つことを非常に楽しみにしている。明確なスターティングメンバーや交代選手たちはいないので、ウチのチームは常に登録された選手たち全員で対応する。ベスト１１を選ぶのは自分の責任であり、全員が対応可能だ。全力で挑戦するつもりだ。」
監督、彼の選手たち、そして首脳陣が回復するための時間がどれほど短いかを分かっているが、両方のトーナメントに直面することの口実にはならない。
「（回復するための時間は）タイトだが神聖な、それはクラブにとっての可能性であり、それからグループにとって、我々は応援する人々やクラブにこのタイトルを捧げたいという願望を持っている。これから数時間後には、コスタリカへ移動しなければならないし、試合で争わなければならない。水曜日にはデポルティーボ・サプリサと対戦する。これは非常に重要なトーナメントであって、それを手放すことは出来ない。本日の（対クラブ・レオン戦の）勝利は、我々にとってモチベーションを上げてくれるものだ。」
対クラブ・レオン戦の試合とアラン・モソの今シーズン２度目のレッドカードに対して、監督は個性のないサイドバックよりも個性のあるサイドバックを好むということを明らかにした。
「力強くて、受け身ではないプレーをするアラン・モソが気に入っている。自分はあのプレーが、一発退場に値しないと思う。アラン・モソは何もすることが出来ないし、今日の試合と対ケレタロＦＣ戦のレッドカードはそれに値しなかったと思う。彼はメキシコ代表のサイドバックの中でベスト２か３ぐらいには入ると思う。ウチのチームはプレーにおいて個性を持っているが、そこに常に入っていて欲しい。アラン・モソはその可能性を持っていて、より得点するアシストを供給する。最初に可能性を持ったサイドバックが好きで、今日のレッドカードはさておき貢献度という意味では、ダイナミックさは重要なポイントでディフェンス面で改善する余地があるものの、彼のサイドでミスを犯してはいない。」
また審判団によって、選手たちに対する迫害があると感じたことを否定した。
「レフェリングによって、特定の選手たちが狙われたとは思わない。今回は一発退場ではなく、その問題については何の関係もないと思う。 我々はこのテーマについてクローズするわけでも探すこともしないが、試合の状況がそのようなものであることを分かったうえで、引き続きレフェリングをして欲しい。」
そして、レフェリングは審判委員会によって分析されることを受け入れた。
「クラブは必要な努力をしていて、実際に対ケレタロＦＣ戦の際には抗議をした。結果的に、我々にとって有利な結果は出なかったが、自分自身が主張をするわけにはいかない。それをする責任者たちが存在して、技術的なミスを解決することは出来ない。自分はすべて正しく機能していて、ＰＵＭＡＳにとって不利なことは一つもないと思う。一度起きたことではあるが、言い訳はしない。今日は試合に勝ったが、負けた場合にも同じことを言うだろう。プレーで見えたことがあり、それを改善するために前進しなければならない。」
そして試合の行方の読み方と、それがどのように修正されたか？を強調した。
「前節の対クラブ・ティファナ戦では、フォーメーションを変えた（４−３−３に）ことが裏目に出た。対戦相手は、我々にダメージを与える方法を見付けた。今日の対戦相手は、中央突破することはまずないだろうと分かっていた。彼らは機能やタスクを持っているので、それに対するトレーニングをしてきた。ゴール前に到達するスピードが遅くなると、前節の二の舞になると思っていた。４－４－２のフォーメーションへ戻しビルドアップを変えて、ジオゴ・デ・オリベイラをサイドへ展開させたことで試合が動いた。得点はセットプレーから生まれ、攻撃の幅が出た。ウチのチームはそういう長所を持っていて、フォーム改造をしている。いろいろなトラブルがあって守勢に回り相手チームはチャンスを得て、それを得点に結びつけられなかったが、ウチのチームは前進することが出来た。」と、締め括った。
