Pumas de la UNAM

メキシコサッカー1部リーグのクラブ・ウニベルシダ・ナシオナルを応援している日本人の備忘録

メキシコリーグ 2022年グリッタ前期 第3節 レビュー

 

トーナメント終盤で苦労しないように、ハードワークをしなければならない:アンドレス・リリーニ監督

 

 

チームが防御と攻撃のバランスを模索する中で成長していることを強調

 

 

PUMASは2022年メキシコサッカー1部リーグ・前期ステージにおいて初勝利を飾り、チームに対して自信を持って成長することが出来る総合順位表の上位へ進出した。PUMASのアンドレス・リリーニ監督は、この結果がチームにとっての信頼を獲得し攻撃と守備に対して望ましいバランスを取るために役立つと評価した。

「グスタボ・デル・プレテとエドゥアルド・サルビオがメキシコサッカー1部リーグに順応するのを待っている。ピッチでプレーをするリズムやオリンピック・スタジアムにおいてプレーをする時間帯(正午の一番暑い時間帯)に慣れることで、少しずつ前進していく。チームは未だ無敗で、犯したミスから学びながら勝ち点を積み上げていく。それはチームのスピリッツと強さにとって良いことであり、我々が望むバランスに繋がるので最も重要なことだ。」

 

 

監督は対クルブ・ネカクサ戦の終盤でチームがガス切れを起こしていたことを認めたものの、この試合で守備面において強化することが出来たと語った。

「最後の数分は苦労したので、サイドバックによって試合を締めくくろうとした。水曜日の国際親善試合で降雨による重いグラウンドのピッチでプレーをしたので、この試合ではガス切れが生じた。クルブ・ネカクサはセンタリングで明らかな得点チャンスを得たので、その後は上手く守備が出来ノーゴールで終えることが出来た。チームがディフェンスをする方法を学び始めたという点ではとても評価をしており、シーズンを締め括る際に勝ち点が足りずに苦労しないようにしている。」

 

 

モナルカス・モレリアで何年も一緒にハードワークをしつつ、平日にトレーニングをしてきたプレーだったので、アドリアン・アルドレテによる得点は監督にとって特別なものであった。

「アドリアン・アルドレテの得点で勝利をもたらしたので、満足している。平日にトレーニングをしてきたプレーだったので、試合でそういう場面に直面すれば上手くいく。」

強化し続けなければならないのは、防御的な側面であると指摘した。

「守備面から強化していけば、後方から前線に繋がるので勝利することが出来る。前線の選手たちはとてもスピードがあるので、前線から掛けるプレッシャーを改善しなければならない。」

 

 

アンドレス・リリーニ監督が指揮を執り始めてから、下部組織出身選手に対してチャンスを与えているので、この点は不変である。

「彼らは競争をするために存在しており、チームの一員だ。君たちは下部組織出身選手ではなく、プレーをしなければならないと伝えた。時にミスを犯すこともあるが、それは少なくなっていくだろう。パブロ・ベネベンノは明らかなミスが無い、非常に良い試合をした。プレー時間を増やせば、より堅実なプレーを出来るようになる。それは大きな自信を持って言える。」