Pumas de la UNAM

メキシコサッカー1部リーグのクラブ・ウニベルシダ・ナシオナルを応援している日本人の備忘録

プレシーズンマッチ・スカイ杯第3節 UNAM 0-0 Necaxa

 

スカイ杯第3節のPUMAS対クルブ・ネカクサ戦は、スコアレスドローに終わる

 

 

クルブ・ネカクサに対するスコアレスドローで、PUMASは勝ち点2を積み上げる

 

 

PUMASはスカイ杯で引き続き勝ち星を上げることが出来ず、今度は対クルブ・ネカクサ戦でスコアレスドローとなった。この結果グループAの最下位となる勝ち点2となり、クルブ・ネカクサは勝ち点3となった。PUMASはこのカップ戦で未だ生き残っているが、他チームの試合結果次第(クルス・アスル対デポルティーボ・トルーカ)と今週金曜日にオリンピック・スタジアムにおける対クラブ・アメリカ戦に勝たなければならない。

 

 

前PUMASの監督であった、アンドレス・リリーニのオリンピック・スタジアムへの帰還はPUMASの選手たちにとって、ピッチで最良のコンディションを示すモチベーションアップとなった。したがってPUMASはキックオフからボールを支配し、相手ゴールキーパー:ウーゴ・ゴンザレスが守るゴールに近づこうとしたが、肝心な攻撃の精度を欠き、先制点を挙げることは出来なかった。

 

 

クルブ・ネカクサはPUMASのフォワード陣:ファン・ディネンノとグスタボ・デル・プレテによる数発のシュートとヘディングに耐えながら、ピッチにおいて快適であった。この試合を落としたり、引き分けたりするとラファエル・プエンテ新監督となって最初の失敗となるだけに、勝ち点3を挙げる必要性に駆られたのはPUMASであった。前半は両チーム共に攻撃の正確さを欠いたので、お互いの自陣における動きがほとんどなく、見せ場が無い状況にサポーターからはブーイングが湧いた。

 

 

後半に入ってPUMASは再び試合の主導権を握り、キックオフの数分後にダニエル・ゴンザレスが相手陣内でフリーとなり、力強いシュートを放ったものの、相手ゴールキーパー:ウーゴ・ゴンザレスはコーナーキックへと逃れた。クラブ・アメリカの正ゴールキーパー:ギジェルモ・オチョアによるセリエA移籍が決まり、クルブ・ネカクサの正ゴールキーパー:ルイス・マラゴンがクラブ・アメリカへ正式に移籍する運びとなったので、今後のパフォーマンスに問題が無いことを示した。

 

 

どうしても勝ち点3が欲しいラファエル・プエンテ監督は、全力を尽くしてベンチに控えるより良い選手たちを投入することを決定。チームがピッチにおいて再ポジショニングしている間、クルブ・ネカクサは最初の得点チャンスを得た。ビルドアップにおけるミスにより、PUMASはミルトン・ヒメネスにボールをプレゼントしてしまい、放ったシュートはポスト直撃。窮地を救ったフリオ・ゴンザレスは、一躍脚光を浴びる格好となった。

 

 

試合の終盤になって、フリーキックからのプレーでゴール前でヘディングの競り合いとなった際に、イゴール・メリタオがゴールキーパーへバックパスを試みたボールは、あわやオウンゴールとなるポスト直撃。リバウンドしたボールはペナルティーエリア内を転々として、辛くもコーナーキックへと逃れた。こうして、PUMASは勝ち点1を拾ったのであった。