Pumas de la UNAM

メキシコサッカー1部リーグのクラブ・ウニベルシダ・ナシオナルを応援している日本人の備忘録

メキシコリーグ 2022年グリッタ前期 第17節 レビュー

 

アンドレス・リリーニ監督は、PUMASの将来を宙に投げた「自分は、どんなプロジェクトも妨げるつもりは無い」
 

 
アンドレス・リリーニは、2022年前期ステージにおいてPUMASの指揮を誤った
 

 
PUMASのサポーターは全てでは無いが、アンドレス・リリーニ監督の交代を求めている。かつてミゲル・ゴンサレス(ミチェル)監督が急に辞任した際に救世主となったことは未だ記憶に新しいが、2022年前期ステージのレペチャへ(敗者復活戦)へ進出出来なかったことは、あり得ないものだ。
 
PUMASの監督は頑固に乗り掛かった船が沈まないように続投したいと思っているが、その決定は彼自身が下す事で無い。首脳陣がそれを下した場合、彼はそれを受け入れるつもりだ。
「自分は、この試合が最後の試合になるとは言っていない。契約にサインしている期間内だが、首脳陣が別のオプションを選べば、勿論それに従うつもりだ。自分がこの職に就き、会長がそのサポートをしてくれていたが、自分はどんなプロジェクトも妨げるつもりは無い。あくまでも首脳陣の選択次第であって、常にそうして来た。」
 

 
彼が続投しても、他の人間が代わろうとも、PUMASは翌シーズンについて何らかの表明をするだろう。
「選手達も自分と同じ考えで、このチーム自身はリーグ優勝しなければならない。非常にクオリティーの高いチームであって、選手達は努力をする。ミスも犯すが、1−3の敗北は説明するのが難しい。ミスは代償を伴い、自分が続投するか?どうかは言及する必要が無い。首脳陣が決める事であって、自分は感謝している。PUMASは自分に多くの事を教えてくれた。それに対して、常にベストを尽くして来た。繰り返し申し上げるが、いかなるプロジェクトも妨げるつもりは無い。」
 

 
ダニエウ・アウヴェス、エドゥワルド・サルビオ、グスタボ・デル・プレテらを獲得することは、PUMASのサポーターに対して途轍もない幸福感を与えた。
「人々に対して、適切では無い期待を抱かせてしまったと思う。我々はそれに対して支え切れなかった。もちろん監督、選手達、首脳陣にとって責任はある。チームはイライラしている。」
 
アンドレス・リリーニは、自分からギブアップするつもりは無い。
「自分は、その過程における1人だ。頑固なので逃げ出したり、全てを投げ出すつもりは無い。そうすることは簡単な事だが、決してした事は無い。今は何もせずに、先ほど申し上げた通りクラブが決定する。」
 

 
監督は、全ての批判を受け入れるつもりだ。
「自分の事を叩いて幸せな人が多いのであれば、引き続き微笑み続けながらこの場に残る。監督という仕事は、信念を持っていなければ務まらないものだ。」