PUMASは2023年前期ステージ開幕節でアウェーの対クラブ・ティファナ戦で3-2の勝利を収め、リーグ戦開幕節における無敗記録を13試合連続記録に到達した。PUMASが開幕節で最後に敗れたのは、2017年後期ステージのアウェイで訪れた対CDグアダラハラ戦(2-1)で、奇しくもその対戦相手がリーグ優勝を飾った。
しかしながら、この2023年前期ステージにおける開幕節勝利は、アントニオ・モハメド監督にとって大きな後押しとなるだろう。何故なら彼は昨シーズン後半にチームへ加入。今シーズンになって初めてプレシーズンから関わり、彼がよく知る南米出身の4名が新補強選手として加入したばかりだからだ。
この試合では、CDがこれまでに公式発表した4人の補強選手のうち、センターバックのナタン・シルバと左サイドバック、ロベルト・エルガスの2人が活躍した。 モハメド監督は、残りの2人、センターバックのリサンドロ・マガジャンとガブリエル・フェルナンデスが今週チームに加わると説明した。
マンオブマッチ
試合終了後、各チームの最優秀選手が発表され、クラブ・ティファナで最も目立ったのはディフェンダーのケビン・バランタであった。 反対にPUMASの最高の選手はディフェンダーのナタン・シルバだった。
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ナタン・シルバ:先発出場
パス成功率:83%(43/36回)
タックル:3/2回
クリア:7回
カバーリング:6回
1対1デュエル勝利(ピッチ上):6/5回
1対1デュエル勝利(空中戦):6/3回
シュートブロック:2回
インターセプト:2回
ボールタッチ:65回
※ 試合中、相手フォワードであるカルロス・ゴンザレスのマンマークに付いていた。2点目は完全に相手をフリーにしてしまったが、プレシーズン1週間合宿のみの参加で、メキシコサッカー1部リーグデビュー戦であったことを考えると、十分及第点。
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セサール・ウェルタ:先発出場
1対1デュエル勝利チームNo.1:15回
カバーリング・チームNo.1:14回
タックル・チームNo.1:5回
ファールを受けた回数・チームNo.1:4回
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ロバート・エルガス:後半30分に途中出場
ほぼゴールアシストのようなパスを供給
途中左サイドからドリブルして、センターサークル付近まで突破するなど、初戦にしてはまずまずの内容
- ホルへ・ルバルカバ:後半38分に途中出場
決勝点となる3点目をアシスト
スーパーサブ的な起用を続けてされているが、それが上手くハマっている