Pumas de la UNAM

メキシコサッカー1部リーグのクラブ・ウニベルシダ・ナシオナルを応援している日本人の備忘録

メキシコリーグ 2023年前期ステージ 第10節 プレビュー

 

フリオ・ゴンザレスが掲げた対クラブ・アメリカ戦の目標「我々の目標は、自陣における失点0だ」

 

PUMASのゴールキーパーは、メキシコシティダービーに対して準備万端。そして自分の望みは無失点だが、それが達成できなくても勝てば満足すると断言

 

 

クラブ・アメリカは今節時点で総合順位表の第2位であり、この2023年前期ステージで注目を集めている。が、だからといってクラブ・アメリカがメキシコシティダービーの本命であるとは考えていない。フリオ・ゴンサレスにとって、この手のライバル関係では試合にどう臨むかは重要ではないという点を除けば、それほど大きな違いはなかった。

「両チームともに、非常に拮抗している。クラブ・アメリカは素晴らしいチームであって、それは我々も同様だ。ダービーマッチでは、本命であること以上に経験した情熱と試合の意味によってすべてが平等になる。総合順位表では非常に順位が近く、勝ち点3差しかない。この試合は、非常にエキサイティングなものになるだろう。」と、受け入れた。

 

 

PUMASのゴールキーパーは、メキシコシティダービーが何を意味するのかを知っており、したがって勝利が必須であることを知っているが、それは毎試合同じだと述べた。

「我々はビッグ・クラブなので、すべての試合に勝たなければならない。明らかにこの試合は、我々のダービーマッチなのでより重要だ。 勝利すれば勝ち点3の価値はあるが、今シーズンを締め括る際には、非常に重要な感情的な後押しとなるだろう。」

 

今シーズン、それを達成したゴールキーパーはいない。 アメリカはメキシコサッカー1部リーグで最高の攻撃力を誇り、これまでの9試合の全てで得点を決めている。 だからこそ、PUMASのゴールキーパー:フリオ・ゴンサレスは、フリアン・キニョネス、エンリ・マルティン、ブリアン・ロドリゲス、ディエゴ・バルデス、レオ・スアレスらからなる攻撃を最初に止めることを望んでいる。PUMASの選手は、そういった相手選手たちの名前負けするつもりはない。彼は、挑戦する準備が出来ている。

「プロサッカー選手であることに怯えることは無い。 そうでなければ、この仕事に専念しないだろう。クラブ・アメリカには素晴らしい選手がいるが、それは我々も同様だ。チームの形成は、ますます良化しつつある。素晴らしい試合になると確信しているし、勝てることを確信している」と、断言した。

 

 

「相手チームには素晴らしい選手がいて、そのほとんどが各国代表選手だが、我々は素晴らしい守備を結集している。我々の目標は自陣における失点をゼロにすることだが、最も重要なことは得点を決めることだ。目標は失点をゼロだが、もしそう出来なければ、(どんな得点差であれ)我々のチームが勝てば良い。」と、言った。

 

クラブ・アメリカの攻撃的な選手のうち、今回のメキシコシティダービーに先発する可能性がある選手の1人は、昨シーズンの得点王であるエンリ・マルティンだ。

「前回のFIFAカタールワールドカップでは、エンリは理由があってメキシコ代表の先発フォワードだった。彼は素晴らしいクオリティを持っているが、我々は特定の選手に焦点を当てているわけではない。我々は毎試合の準備をしているが、今回もまた他の対戦相手チーム同様に取り組み続けている。」と、受け入れた。

 

 

彼にとって、対クラブ・アメリカ戦はこれが初めてではない。

「1試合でキャリアが変わることもある。以前に対クラブ・アメリカ戦を数試合プレーしたことがある。 自分自身にとってはうまくいっているので、この傾向を続けていきたいと思っているが、ここで重要なのは自分自身ではなく、チームが勝てば目標に到達出来るということだ。 いつもとは違う試合で、とても楽しいし以前のメキシコシティダービーと同じように勝ちたいと思っている。」と、締め括った。

 

 

チーム陣容の違いにもかかわらず、PUMASではアステカ・スタジアムで互角に戦えると信じている。

「我々のチームは、非常に競争力がある。対クラブ・アメリカ戦は素晴らしいパラメーターだが、問題は最も多くの勝ち点を積み上げてリギージャ(プレーオフ)で競うことであり、それは少なくともウチのクラブに相応しい。」と、結論付けた。