Pumas de la UNAM

メキシコサッカー1部リーグのクラブ・ウニベルシダ・ナシオナルを応援している日本人の備忘録

メキシコリーグ 2023年前期ステージ 第10節 レビュー

 

アントニオ・モハメド監督:クラブ・アメリカは、これまでのプレースタイルを変えて攻撃をすることをしなかった

 

PUMASの監督は、ピッチにおいては自身のチームの方が優れていたと述べた

 


クラブ・アメリカはPUMASよりも優れており、それが彼らにとっての勝利が正当である理由だが、PUMASのアントニオ・モハメド監督は、相手チームにもっと期待していて、ましてや後ろに引いて守り重視のプレーをするようなチームではないと語った。
「まず我々は、クラブ・アメリカが引かずに攻撃すると予想していた。 今日そのクラブの歴史は以前と比較して変わったが、負けた時はしっかりと準備をしなければならない」と述べ、試合終了時にクラブ・アメリカのサブメンバーとの間に何が起こったかは明らかにしないと付け加えた。

 

 

「ベンチでは何も起こらなかったし、ピッチで起きたことはその場に置き去りにされた。たった1つ言えるとすれば、我々は改善しなければならないということだ。明確なのは、リスペクトを勝ち取ったことだ。我々はこの4か月間取り組んできたが、今日クラブ・アメリカは後方に引いた陣形を取ってカウンターアタック狙いの試合をしたが、それは今後の学習経験となるはずだ。」

 


監督によれば、今は状況を分析する時期ではないという。

「いや、まだシーズンは残っている。今シーズンの分析は、シーズン終了後に行なう。前半序盤に、両サイドバックが共にイエローカードを貰ってしまっては、厳しい。ピッチで何が起こったのか?は周知の事実なので、重要なことはそれが我々にとっての教訓となるということだ。敗戦はチームにとって痛ましいが、そのプレー態度や試合内容については何も非難を受ける必要は無い。 我々は負けるに値しなかったが、今は次節の試合を考える(負傷退場したホセ・カイセドは、次節不出場の予定)ことが先決だ。」と、語った。

 

 

監督の考えは主審の仕事を批判することではなかったが、熱くなったせいでPUMASの監督はビクトル・カセレスに対して厳しく発言した。 監督は彼のことを、命令に従うことしか知らない男だと評し、メキシコシティダービーの対クラブ・アメリカ戦でもまさにそれを果たした。 「自分は、主審に対して意見を言うつもりはない。ただ、服従させていると思う。彼は判定に従わせるために来た人間だ。」と、試合後の記者会見で語った。