Pumas de la UNAM

メキシコサッカー1部リーグのクラブ・ウニベルシダ・ナシオナルを応援している日本人の備忘録

メキシコリーグ 2023年前期ステージ 第8節 裏話-1

 

PUMAS対アトレティコ・デ・サン・ルイス戦の結果の理由

 

PUMASが2023年前期ステージ首位のチームから逆転することを可能にした要因を紹介

 

 

PUMASはエドゥワルド・サルビオとセサール・ウェルタらの活躍でアトレティコ・サンルイスを3-2で破った。 PUMASはあらゆる逆境をものともせず勝ち点3を加え、ホームで壮大かつ英雄的な形でその力強さが少しづつではあるものの戻ってきた。そこでPUMASの勝利に終わった試合のキーポイントを紹介してみたい。

 

 

PUMASからペナルティキックを奪ったVAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)

試合の主審であるセサル・アルトゥーロ・ラモスは、ハビエル・グエメスとガブリエル・フェルナンデスがエリア内で衝突した後、PUMASに有利なペナルティキックの判定をしたが、VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)ブースからはアトレティコ・デ・サン・ルイスの選手が最初にボールに触れたため、プレーを見直すよう求められた。ボールを蹴り、ファウルを受けた方でもあった。数秒後、セサル・アルトゥーロ・ラモスはピッチに戻り、最初の判定を取り消し、アトレティコ・サルイスのサポーターと選手からは拍手が送られたが、スタジアム全体が判定の変更に不満を訴えた。

 

 

PUMASの攻撃ミス

過去2年間のPUMASを特徴づけるものがあるとすれば、それは力強さの欠如だ。 彼らは攻撃面では優れた要素を持っているが、スコアボードにその影響を与えることができず、それが各試合の結果に反映されている。プレーの出来が素晴らしくなかったのは、エドゥワルド・サルビオ、グスタボ・デル・プレテ、そしてガブリエル・フェルナンデス自身であり、加えてグスタボ・デル・プレテがアトレティコ・サンルイスのゴールキーパー:ディエゴ・ウルティアガの前に置き去りにして、エドゥワルド・サルビオが決定的な1対1を逃したという事実もあった。

 

 

アントニオ・モハメド監督による選手交代

アントニオ・モハメド監督がチームのスキームを動かしたとき、それは引き分け弾という形で報われた。 彼はベンチからファン・ディネンノとウリセス・リバスに出場時間を与えることでPUMASによる攻撃面(特に同点ゴールを決めたファン・ディネンノ)を変えた。ファン・ディネンノはエドゥワルド・サルビオからセンタリングを押し込むだけで、試合の大部分をPUMASがコントロールしていた試合を同点に追い込むだけでよく、ピッチ上で見せたプレーによって、より大きな報酬を受けるに値した。

 

 

PUMASサポーターのお気に入り:セサール・ウェルタ

この試合はPUMASサポーターのお気に入りの試合以外に有り得ず、セサール・ウェルタが試合終了間際に同点ゴールを決め、14,000人以上のサポーターがユニークな方法で歓喜した。PUMASサポーターは、明らかにチームの魂であり、負けたかに見えた試合から同点弾を放ったメキシコ人アタッカーの名前を叫んだ。