Pumas de la UNAM

メキシコサッカー1部リーグのクラブ・ウニベルシダ・ナシオナルを応援している日本人の備忘録

メキシコリーグ 2023年前期ステージ 第4節 UNAM 1-1 Toluca

 

PUMASはオリンピック・スタジアムにおいてミスの嵐、メキシコサッカー1部リーグ戦再開の対デポルティーボ・トルーカ戦でドロー

 

 

PUMASははゴール前におけるミスにうんざりし、勝利を重ねられない状況に陥った

 

 

PUMASは深刻な問題を抱えており、通常トレーニング後の居残り練習や数百万本のゴール内シュート、フォワードの補強などを行っても解決できていない。 チームにとって力強さは依然として懸案事項であり、ピッチ上では気迫、根性、そして攻撃力を発揮しているが、チームのフォワード陣の誰もゴールを奪うことがことが出来ず、それどころか全く逆である。ガブリエル・フェルナンデスやエドゥアルド・サルビオとグスタボ・デル・プレテは相手ゴールキーパー:ティアゴ・ヴォルピのゴール前で何度もミスを繰り返した。PUMASは前半23分にチームの新アイドル、セサール・ウェルタのゴールでデポルティーボ・トルーカと1−1の引き分けとなり、相手チームは前半15分にフアン・パブロ・ドミンゲスのゴールで得点した。この結果により、PUMASは総合順位表で第5位に後退し、デポルティーボ・トルーカは第10位にとどまったが、この状況を受けて、PUMASは来週明けの対フアレスFC戦で順位を上げるために攻撃陣の改善が急務となる。

 

 

ミスは試合の結果において高くつく。PUMASの主将:アドリアン・アルドレッテは。フアン・パブロ・ドミンゲスの侵入を許すという重大なミスを犯した。完全にフリーでペナルティエリアでシュートを放ったが、フリオ・ゴンサレスはゴールを防ぐために何もできなかった。PUMASにとってアルドレッテのミスだけがミスではなかった。相手チームに先制される前にリードを奪うプレーがいくつかあったが、エドゥアルド・サルビオがティアゴ・ヴォルピのゴール前で極めて明確なプレーを2本外したからだ。サルビオがヘディングシュートを打ったがこれはゴール横に外れ、数分後セサル・ウエルタがファーポストにクロスを送ると、グスタボ・デル・プレテが完全にフリーでエリア内に侵入して型破りなシュートを放ったが、これはヴォルピがなんとか逸らして、辛くもコーナーキックへ逃れた。

 

 

PUMASは彼らが示した努力、根性、精神が報われるまで、引き分けを求めて諦めなかった。 PUMASサポーターの新たなアイドル、セサール・ウェルタは、スルーされたパスを利用してティアゴ・ヴォルピと1対1となってから、相手の股間を抜くシュートで追い付いた。前半最後の数分でPUMASはリードを奪うことが出来た。 アルドレッテがシュートをポスト直撃し、サルビオはセサール・ウェルタによる素晴らしいパスからゴール間でヴォルピを制することが出来たのに、これを外してしまいハーフタイムへ入った。

 

 

後半に入ってもPUMASは絶えず攻撃を続けたが、デポルティーボ・トルーカはセサール・ウェルタ、エドゥワルド・サルビオ、グスタボ・デル・プレテらによるシュートにストイックに耐えたが、カウンターアタックを期待出来るような状況でも、勝ち点3を奪うミスを犯してくれるような状況では無かった。フリオ・ゴンサレスはコーナーキックの後、後ろに陣取っていた相手サポーターのゴールの叫び声をかき消すように得点を奪われないように細心の注意を払った。

 

 

エドゥワルド・サルビオがボールを奪い、最初のシュートを放つと観客は立ち上がった。エドゥアルドはデポルティーボ・トルーカの選手たちを芝生の上に置き去りにし、右サイドをドリブル突破でエリアに入ると完璧なパスを出してガブリエル・フェルナンデスに完璧なパスを出し、フェルナンデスは一人でファーポストで完全にフリーでゴールラインまで数センチのところにボールを押し込むだけだったが、彼のシュートは枠を越えた。

 

 

試合の最後の数分では両チームによる攻防は激しさを増すことは無かったが、PUMASはセンタリングやセットプレーで逆転を狙ったが、それでもヴォルピのゴールを破ることは無かった。 両チームは非常に絶望的だったので、セサール・ウェルタによるファウルの後、押し合いへし合いの乱闘騒ぎとなり、PUMASコーチをピッチ外で押し倒したデポルティーボ・トルーカのディフェンダーは、2枚目のイエローカードを貰って退場処分となる有り様であった。