Pumas de la UNAM

メキシコサッカー1部リーグのクラブ・ウニベルシダ・ナシオナルを応援している日本人の備忘録

メキシコリーグ 2023年前期ステージ 第10節 裏話-1

 

クラブ・アメリカが、メキシコシティダービーマッチでPUMASに勝利した理由

 


緊張感と論争が存在したメキシコシティダービーは、その激しさを特徴づけていた

 

 

クラブ・アメリカはアステカ・スタジアムのピッチで、PUMASを1対0で破った。ジョナタン・ロドリゲスによる唯一の得点で、クラブ・アメリカは勝ち点3を獲得し、総合順位表の首位を取り戻した。試合において様々なディテールが存在し、レフェリングに対する論争が話題となったので、クラブ・アメリカの勝利の理由を紹介したい。

 

 

  • エンリ・マルティンによるゴール無効

 


  • 試合開始早々、スタメンに復帰しキャプテンを務めたクラブ・アメリカのストライカーが先制ゴールを決めた。ペナルティーエリア内でリバウンドを拾った後、エンリ・マルティンはフリオ・ゴンサレスのゴールエリア内でフィニッシュした。しかしながらそのわずか数分後、試合の主審:ビクトル・アルフォンソ・カセレスは、VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)のレビュー結果、エンリ・マルティンがパブロ・モンロイの頭を蹴ったことがわかり、PUMASのディフェンダーが試合中に横たわったままになったことから、その得点を無効とした。そしてブースへレビューをしに行く際にエンリ・マルティンによるクレームに対して、イエローカードを掲示した。

 

 

  • ホセ・カイセドの負傷

 


  • 同様に前半30分経過後、アントニオ・モハメド監督のプランにおける最も重要な選手の1人が負傷した。 ホセ・カイセドは筋肉に不快感を感じ、ピッチにおいてプレーを続けることができなくなった。ホセ・カイセドは試合から退場したくなかったため、涙を流しながらカートに乗ってピッチを去った。 その後、アントニオ・モハメド監督はスキームを修正し、アルトゥーロ・オルティスを投入し、ディフェンスラインを5バックに変更した。

 

 

  • レオナルド・スアレスによるゴールバー直撃弾

 

 

  • レオナルド・スアレスはフリオ・ゴンサレスのリバウンドをペナルティーエリア外で拾い、決定的なチャンスを逃した。 そのボールは先にクロスバーに当たって、ゴールラインのわずか数センチのところに跳ね返った。 彼はVAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)のレビューを要求したが、ボールは明らかにゴールの外にあり、クラブ・アメリカの先制点は失われた。

 

 

  • クラブ・アメリカにとって有利なペナルティーキック判定

 

 

  • 後半、フリオ・ゴンサレスがジョナタン・ロドリゲスにペナルティーキックを与えた。 ジョナタン・ロドリゲスはネイサン・シルバの嫌なリバウンドから1対1に突入し、PUMASのゴールキーパーがペナルティーエリア内で彼をつまずかせた。主審による当初の判定はゴールキックだったが、VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)は主審を呼び出しレビューした後、ペナルティーキックの判定をした。結果としてジョナタン・ロドリゲスがこれを蹴って、そのリバウンドを押し込み先制点を決めるために取ったペナルティだった。