Pumas de la UNAM

メキシコサッカー1部リーグのクラブ・ウニベルシダ・ナシオナルを応援している日本人の備忘録

メキシコ杯 2019年後期 第6節 プレビュー

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リーグ戦もカップ戦も、我々にとって非常に重要だ:ブルーノ・マリオーニ

 

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「両トーナメントとも我々にとって、非常に重要だ。そして、同じ真剣さで立ち向かう。チームは明日、対レオネス・ネグロス戦の準備万端だ。グループ9の首位に立つ勝ち点9に到達するために、勝たなければならない1戦だ。そうすることで、上位でグループリーグを突破し、可能な限り多くの試合をホームで戦える。」と、PUMASのブルーノ・マリオーニ監督はこの日の正午に語った。

 

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クラブアカデミー施設でTOPチームのトレーニングが終わった後で、彼は説明した。

「ピッチに出る選手全員が、リーグ戦同様にデモンストレーションしないといけない。なぜなら、PUMASのジャージを身にまとっているからだ。我々はホームで1つの違いを見せることを、我々自身に義務付けなければならない。良いチーム内競争を持った陣容で、重要な選手たちが自身の出番を待っている。それが我々に欠けている、そして我々が好み、必要としている競争力を生む。」

 

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同じように、加えて言った。

「チームの全員が、選手としての格を持っている。なぜなら全員が同じように戦い、トレーニングをするからだ。もし自分がチームの全員に同じ重要性を与えなかったら、非常にえこひいきかもしれない。選手としての格やキャリアは、毎日のプレーと責任感でデモンストレーションしないといけない。もしチーム全員が集団としての目標を持っていると理解し、その前に個性を優先しなければ我々は上手くいくだろう。自分が行なういかなる決定も、個人的に誰かに影響を与えるとは考えられない。」

 

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2019年後期ステージの開幕ダッシュ失敗について、こう述べた。

「精神的な問題があった。自信を取り戻すため、いかに偉大なプロフェッショナルかを理解するためにハードワークをした。ここ最近の試合結果は、選手たちの絶対的責任によるものだ。彼らの態度が変わらなかったら、開幕ダッシュ失敗のまま改善不可能だった。」

 

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「対クラブ・アメリカ戦で得たような結果は、サッカーのコンセプトやもっと早く成長し続けるためのハードワークにも手助けになる。チームをほんの少しの期間で変えることは、難しい。全てのプロセスには、時間がある。先週の日曜日のような勝利は、成長を後押しするのを助ける。」と、付け加えた。

 

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「トーナメントは比較的短いが、改善する機会を与えてくれる。開幕ダッシュを非常にうまく決めたチームは、その後に失速することが多い。今リギージャ(プレーオフ)進出圏内まであと1歩のところにいて、節度のある分析と定義付けをする段階が近づいているのを待っている状態だと思う。」と、強調した。

 

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最後に、彼のチームから近いうちにメキシコサッカーA代表選手が招集されるだろうという自信を披露した。

「我々はチームとして、一丸となって改善することに集中しなければならない。そのようにして選手たちは個々がより改善されて、それがPUMASからメキシコ代表監督が選手を招集するようになるだろう。間違いなく、PUMASの選手たちが近いうちにそうなるだろう。」

 

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メキシコリーグ2019年後期 第7節 裏話

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オリンピック・スタジアムへ行くときは、いつもはインスルヘンテス通りと並行して走るレボルシオン通りと南10条が交差する高架橋上にあるコンビニ前でサポーター会計役の女の子からチケットを受け取って、

 

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そのまま突き当りを左へ曲がって行くのですが、そこはスタジアム入り口付近で警察が持ち物検査(特にアルコール類を持ち込まないよう)しているため、連れの友人がビールを半ダース持っていたこともあって

 

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右から回って行きました。

 

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首都ダービーということもあって、今日はたまり場である駐車場も早くから止める場所もないくらい満車状態。観客数もリーグ公式で発表されている人数の98%(通常の試合の2~2.5倍)という状態でした。座席が埋まってしまわないうちに、早めに入場。例年であるとこの時期のメキシコシティは、1日の最低気温が7~9度・最高気温が23~26度なのですが、最低気温が10度以上、最高気温が30度越えという季節外れの春を通り越して早くも初夏の様相を呈しております。

 

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この日グラウンドを挟んで各チームのベンチがある反対側:ペベテロに陣取る有名なサポーター『ラ・レーベル』が、本来はサポーターが結成された記念日だった第3節のCFアトラス戦で披露する予定だった、応援垂れ幕をお披露目。彼ら曰くメキシコサッカー1部リーグで最も大きな垂れ幕らしいです。また我々が陣取る北側スタンドでも、バックスクリーン下にいるラ・バラ68が垂れ幕を出していました。

 

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さて、話を試合へ移します。フォーメーションは4-4-2の発表となっていますが、実際に見たらアンドレス・イニエストラがスイーパー、両サイドにセンターバックのルイス・フェルナンド・キンターナとパブロ・ハケスという3バックのような形でプレーをしていました。状態を見極めるというコメントがあったアレハンドロ・アリバスがベンチスタート、スタメンのうち8人(うち主将のパブロ・バレーラは31歳なので、実質7人:ケヴィン・エスカミージャ、アンドレス・イニエストラ=この2人の相互補完が素晴らしい、イドゥケル・ドミンゲス、ルイス・フェルナンド・キンターナ、パブロ・ハケス、アラン・モソ、アルフレッド・サルディヴァル)が下部組織出身の若手選手という布陣でした。

 

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サポート仲間の今はベラクルスへ引っ越したアントニオが語っていたのは「ここ近年こんなディフェンス陣(若手のみの)を見るのは記憶にないくらいだが、非常に良く守っていたので好感が持てる。」ということでした。確かに前節リーグベストイレブンに選出され安定したパフォーマンスを見せるアンドレス・イニエストラ、ニコラス・カスティージョを徹底的にマークし今節のリーグベストイレブンに選出されたパブロ・ハケス、1対1でレナト・イバーラと互角に渡り合った弱冠18歳のイドゥケル・ドミンゲス、そして同じくアンドレス・イバルグエンをほぼ抑え切ったアラン・モソと、つい昨シーズンまではメキシコサッカー1部リーグのTOPクラスのプレースピードに慣れるもしくは付いていくのに必死だった彼らが、ようやく慣れてきたのかもしれません

 

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試合後の記者会見でブルーノ・マリオーニ監督が語っていたのは、チームはまだ成長する過程にあり、より成長し続けるためにハードワークを続ける。こんな彼らが、今日よりもっと素晴らしいプレーを見せるようになったら、確かにどんな相手でも太刀打ち出来るし念願の8度目のリーグ優勝も夢ではないだろうなと思いました。ただ同じように言っていたのが、まだシーズン先は長い。次節の相手は前節クラブ・アメリカをアウェイで負かし、今節は昨シーズンのリーグ準優勝:クルス・アスルをホームでそれぞれ3-0で勝ち、波に乗っているクラブ・レオンです。どんな試合になるのか?今から楽しみです。

 

メキシコリーグ2019年後期 第7節 UNAM 1-0 América

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PUMASが、オリンピック・スタジアムにおけるクラブ・アメリカの覇権を終わらせる

 

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PUMASがブルーノ・マリオーニ監督就任後、2勝目。かつて彼のホームだったチリ人ストライカーを前に悲しい歓迎をした

 

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首都ダービーらしく、試合は前半開始から動き続けた。勝ち点を積み上げ続けたいPUMAS、そして最も憎むべきライバルチームを相手にそれをしなければならない状況の中で、ルロス・ゴンザレスとフェリペ・モラは前半わずか5分に相手ゴールキーパー:アグスティン・マルチェシンが守るゴールエリア内でワンツーで仕掛けたが、ラストタッチを逃し最初のチャンスを逃した。

 

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ニコラス・カスティージョは自分の試合をし、走り、汗を流したが、かつてオリンピック・スタジアムで過ごした最高の午後のようには彼の足は反応しなかった。前半7分、試合を通してほとんど迎えられなかった決定機がフリーキックを蹴った際に巡ってきたものの、放った強烈なシュートはアルフレッド・サルディヴァルの守るゴールの上を超えていった。

 

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前半は特に両チームとも決定機を作れないまま、試合はカルロス・ゴンザレスが決勝点を挙げるまで活気を呈せず、フェリペ・モラがアグスティン・マルチェシンと1対1になるシーンもあったが、フェリペが拙いドリブルをしたため、マルチェシンに制された。

 

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前半37分、エドソン・アルバレスは、レナト・イバーラが送ったセンタリングパスをヘディングで合わせた時、そのボールはこの日の午後PUMASゴールを守るキーマンとなったアルフレッド・サルディヴァルの正面を突き、この試合最も明らかなチャンスを潰した。

 

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前半終了間際にアグスティン・マルチェシンへ警告を送ったカルロス・ゴンザレスが、後半3分左サイドのコーナーキックからヘディングシュートを突き刺し、1-0と先制した。ここから試合は一気に活気づき、最初にパウル・ニコラス・アギラルがペナルティーエリア近くから放ったシュートは、惜しくもゴールポストを掠めた。

 

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クラブ・アメリカは意気消沈し、PUMASはピッチで躍動した。後半14分、リバウンドの連続で生まれたセカンドボールをPUMASが誰1人としてボールを押し込むことが出来ず、ヴィクトル・マルコラもまたファーポストへセンタリングパスを送ろうと試みたが、不発に終わった。

 

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クラブ・アメリカは追い付こうと必死に抵抗したが、後半28分、アンドレス・イバルグエンがニコラス・カスティージョとブルーノ・バルデスへ送った長いセンタリングパスも、ゴールへと押し込む軌道を生めなかった。

 

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そして15分プラスロスタイムが過ぎ、PUMASはそれまでとは全く違った、リベンジのような、そしてニコラス・カスティージョに対してこれから先新たにもう1度オリンピック・スタジアムで戦うぞというメッセージを込めた、ブルーノ・マリオーニ監督の2勝目をマークした。

 

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クラブ・アメリカの今シーズン・フォーメーション

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クラブ創設103年でリーグ優勝最多の13回、昨シーズンのリーグ王者。メキシコサッカー1部リーグで、最もファンが多いクラブです。

 

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特筆すべきは現ミゲル・エレラ監督(元メキシコ代表監督)が率いている(2012-13、2017-現在)際に、対PUMAS戦の首都ダービーには一度も(11戦9勝2分け)負けたことがありません。

 

 一番際どかったのは、昨シーズンの第7節におけるアステカ・スタジアムでのドロー(2-2)。しかも2人の退場処分を出しながらも、ロスタイムにコーナーキックから同点に追いついたものです。

 

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今シーズンの特徴は、下部組織出身選手の弱冠18歳でフル代表入りしたディエゴ・ライネスがリーガエスパニョーラのレアル・べティスへ、そしてパラグアイ代表のサイドハーフ:セシリオ・ドミンゲスがアルゼンチンリーグのCAインデペンディエンテへそれぞれ移籍。代わってチリ代表で元PUMAS得点王のFW:ニコラス・カスティージョと21歳のコロンビア代表MF:ニコラス・ベネデッティが新加入。補強選手登録をされたのが先月末であったので、未だチームで適応(メキシコシティは標高が2250mあるため、完全に適応出来るまでに約2~3週間かかる=PUMAS現ブルーノ・マリオーニ監督による実話)していない模様。

 

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まずは、今シーズンここまでの結果。 現在のところ、3勝2敗0分け(但し開幕節の対クルブ・ネカクサ戦は延期された為、他チームより1試合少ない)で勝ち点9の第8位です。昨シーズンから、基本的に4-4-2のシステムをベースにしています。

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ブルーノ・マリオーニ生出演『ラ・ウルティマ・パラブラ』放送内容

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私がよく見ているテレビ番組の1つに、フォックススポーツのラ・ウルティマ・パラブラ(La última palabra=最後の言葉)*1というものがあります。今週火曜日の放送にPUMASのブルーノ・マリオーニ監督が生出演。様々なエピソードを語っていましたので、その内容をご紹介したいと思います。

 

 

  • 昨2シーズンのリギージャ(プレーオフ)における敗戦

「ダヴィッド・パティ―ニョ元監督は、勝ち点30という偉大なシーズンを行った。大量失点が、敗北をより鮮明にしたということは分かっている。リギージャ(プレーオフ)の首都ダービーでライバルに大敗を喫するのは心が痛むが、新しいことを行ったということを見失ってはいけないし、ダヴィッドはそれをしたんだ。終わったことは、もう避けようのない事実だ。将来を見据えなければならないし、日々ハードワークをするんだ。」

 

  • オリンピック・スタジアムでクラブ・アメリカを倒すこと

これは(今シーズンの)鍵となる非常に重要な試合で、この試合の結果は我々に非常に大きな勇気を与えてくれる。(1人退場者を出したリーグ首位の)CFモンテレイ相手に引き分け、ケレタロFCに良い勝ち方をした今、クラブ・アメリカ戦の勝利はチームを後押ししリギージャ(プレーオフ)進出圏内に近づけ、ライバルチームの我々を見る目が変わるだろう。

 

  • 監督に就任してから、まず最初に選手たちに何と語りかけたのか?

最初にしたことは、より多くの秩序を持っていなければならないと彼らに納得させようとすることだった。選手たちは即座に理解をしたし、間違いなく改善し続けるだろう。彼らはスランプから抜け出したいと思っていたし、気分が悪かった。だから、まずやる気を起こさなければならなかった。監督の交代は、常に気分を向上させる。我々コーチ陣は、選手たちのコンディションを信頼しなければならない。よくありがちなことは、我々は自分が何であるかを信頼し切れないということだ。私はどんな相手チームとも対等に戦えるチームを持っている。」

  • PUMASで、何を見つけたのか?

悪い結果に対してうなだれている選手たちだったが、そこから立ち上がりたくてウズウズしていた。彼らはとても喜んでメッセージをすぐ吸収するので、監督にとっては非常に良いことだ。

 

  • (監督として)PUMASにおける目標

(監督の話がオーナーサイドからあった時)何も目標を言われなかった。自分はPUMASがどういうチームか?を知っているし、PUMASが順位表上位に位置するためのトレーニングについて話し合った。よってオーナーは、私に目標を言う必要が無かった。

 

  • クラブ・アメリカの監督:ミゲル・エレラについて

彼は、偉大な監督だ。私が最後にメキシコサッカー1部リーグで在籍した、テコスFCの監督だった。彼は勝ち組の監督で、選手たちに近づける方法を知っている。自分が心配すべきはクラブ・アメリカであって、特にミゲル・エレラではない。言わば、これは監督同士の戦いではない。クラブ・アメリカに勝つためにトレーニングが出来ていると思う。

 

  • 刺激される監督

アルゼンチンサッカー1部リーグのニューウェルズ・オールドボーイズで出会ったヘラルド・マルティーノ(現メキシコ代表監督)と、リーガエスパニョーラのFCバルセロナを率いていた頃のジョゼップ・グアルディオラかな。前FCバルセロナ監督は同じ選手たちを率いているのに、選手たちはジョゼップ・グアルディオラが率いていた時と同じようなプレーをしていない。彼らは私の記憶に強く残り、選手たちに近づける方法をメッセージとして伝えてくれた。

 

  • ブルーノ・マリオーニ監督から、PUMASのファンへメッセージ

『オリンピック・スタジアムに我々を応援しに来て、相手チームにプレッシャーを掛けてくれ。選手たちはそれを感じることができるし、最大限のプレーを見せる。』

 

これ以外に個人的に印象に残ったのは、監督就任後最初のリーグ戦だったホームゲームの対CFモンテレイ戦で0-1で折り返したハーフタイムに、選手たちに掛けた言葉でした。

「みんな、必要なのは1ゴールだ。もしそれが達成出来れば、この試合は我々にとって勝ったも同然(前半25分、ルイス・フェルナンド・キンターナが退場処分を受10人となってしまっていたため)だ。」

 

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  • どうやって、クラブ・アメリカに勝つのか?

規律とハードワークだ。我々は非常に大きなクオリティを持っ選手たちを持っていて、トレーニングをするたびに私をより納得させてくれる。メキシコ代表(フル代表ではないが)に招集される選手たちもいて、それは物凄いモチベーションを得て帰ってくるので歓迎だ。

何を根拠に言っているのか?は具体的に分かりませんが、『この首都ダービーを迎える1週間は、とても素敵だ。楽しまないとね。』と彼が言う通り、自分も少しワクワクしてきました。

*1:フォックススポーツ(中南米)制作のサッカーに関する討論と論争の番組で、司会者はアンドレマリンというジャーナリスト(ワールドカップ6回、オリンピック5回、コパ・アメリカ8回実況を担当

メキシコリーグ2019年後期 第7節 プレビュー

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チームは良い面を見せて、良い結果を出すだろう:ブルーノ・マリオーニ

 

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このチームが持っている偉大さを示そう。少しずつ成長しているチームは、アグレッシブさと規律正しさ、意図のある攻撃を持った相手チームを待ち受ける

 

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「このチームが持っている偉大さを示そう。少しずつ成長しているチームは、アグレッシブさと規律正しさ、意図のある攻撃を持った相手チームを待ち受ける。」と、オリンピック・スタジアムでこの日曜日に対クラブ・アメリカ戦を控えた、PUMAS監督のブルーノ・マリオーニは記者会見で語った。

 

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TOPチームのトレーニングをクラブアカデミー施設で終えた、監督は言った。

「チームに対する目一杯の応援をし、押し合いながら励ます満員のスタジアムになることを願っている。これは非常に重要な、何を意味するかをみんなが知っている対クラブ・アメリカ戦だ。我々は良い結果をもたらすために、私が就任してからの3試合やってきたように我々自身を最大限活かしたいと思っている。」

 

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そして、付け加えた。

「チームに自信を取り戻さなければならない。努力と闘志、期待や振る舞いを持ってピッチで自分たち自身を表現する選手たちは、常々彼らに言っているように非常に高いクオリティを持っている。これらの資質は、この週末以降トーナメントは非常に良いものになるだろう。この試合は未来を示すものではないが、我々にとって大いに役に立つ。」

 

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「ダービーマッチは唯一の試合であって、サッカー選手と監督の今現在と将来を変えられる。最大のインテンシティと振る舞いでプレーをしなければならない。非常に大きな推進力を与えることが出来る試合だ。自信と励ましを強化するために対ケレタロFC戦の勝利が必要だった。そして今このトーナメントで飛躍するために、対クラブ・アメリカ戦が勝利は非常に重要だ。準備は出来ていると思う。」と、主張した。

 

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同じように、こう言った。

「対戦する相手に対して、毎週のように多くの面でハードワークを徹底的にやっている。ダヴィッド・パティ―ニョ元監督のやってきたことを、短い期間で違ったアイデアで私のスタイルに変えるのは非常に難しい。過去の実績は多くの事を教えてくれるが、私は就任してから2週間にチームがやってきたことにのみ責任を負うつもりだ。間違いなく、この日曜日にチームは良い面を見せて、良い結果を出すだろう。」

 

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最後に、こう述べた。

「リハビリ中のアレハンドロ・アリバスは、週末にプレーが出来るように期待している。引き続き、様子を見ながらね。チーム全員が、良い状態だ。ヘイソン・アングロには、チーム全員に与えるのと同じ重要性と注意を与えるつもりだ。チームに合流させるようにしようとしている。どんな選手でも最高の可能性を引き出すために、我々は全てのやり方を持っている。」と、締め括った。

 

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メキシコリーグ2019年後期 第6節 裏話

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 コレヒドーラ・スタジアムを訪れたのは、昨年4月にケレタロに事務所がある日経企業へ就職した際に、レクリエーションの一環で当時CFパチューカに所属していた本田圭佑選手を目当てにケレタロFC戦を見に行った以来でした。

 

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当時も今回と全く同じスタジアムの東側1Fスタンドだったのですが、ケレタロFCのホームゲームが行われる土曜日の午後5時というのは非常に西日が強く差すため、直射日光で見づらくかつ暑い場所となります。ただ西側1Fスタンドは主にホームチームのサポーターが陣取るため、あえて今回もアウェイサポーター側をチョイスしました。

 

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キックオフ2時間前くらいにスタジアムへ到着。ちょうどPUMASの選手たちが乗っているバスも時間同じくしてスタジアム入り。クラブアカデミー施設のあるメキシコシティからバスで約3時間なので、おそらく午前中は最終調整を行ってから(基本的にPUMASは土日平日を問わず、毎日トレーニングをしていると言われています)移動してきたのでしょう。選手たちは、トレーニングウェアを身にまとっていました。

 

私がケレタロFCについて一番印象に残っている試合は、約1年前に同じコレヒドーラ・スタジアムで行われたメキシコリーグ2017年後期 第8節です。未だにリーグ優勝をしたことがないクラブですが、2015年後期ステージにはリギージャ(プレーオフ)決勝戦まで進出。サントス・ラグーナにアウェイで0-5、ホームで3-0の合計3-5で敗れました。

 

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チームの守護神であった正ゴールキーパー:チアゴ・ヴォルピ(画像上)がブラジルのサンパウロFCへ、守備陣の要であった元メキシコ代表のセンターバック:イラム・ミエル(画像中)がCDグアダラハラへ、攻撃陣の要であった同じく元メキシコ代表のフォワード:アンヘル・セプルベダ(画像下)がモナルカス・モレリア(現在はクルブ・ネカクサ)へ、チリ代表のフォワード:エドソン・プッチがウニベルシダ・カトリカ(レンタル移籍)へ。他にもエマヌエル・ビージャの引退やルイス・ノリエガがティブロネス・ロホス・デ・ベラクルスへの移籍という状況に対して今シーズン補強されたのは、コートジボワール代表のフォワード:アケ・アルノー・ロバのみ。

 

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よって今シーズンは開幕してから、6連敗の勝ち点無し。2得点15失点という、酷い成績でした。この結果、ラファエル・プエンテ監督は更迭。元メキシコ代表監督や最近ではサントス・ラグーナを率いていた、ホセ・マヌエル・デ・ラ・トーレが新監督となる見込みです。厳密には次節に更迭、新監督には2015~2017年にかつてあのロナウジーニョが在籍していた際にケレタロFCを率いていたビクトル・マヌエル・ブセティッチ。そういうチーム状況であったので、今回の0-2という結果は極めて妥当でした。

 

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但しブルーノ・マリオーニ監督が就任してから、特に守備陣の改善は目に見えて進んでいます。前節の対CFモンテレイ戦、そして今節と非常にコンパクトかつ全員がボールを持っている相手選手に対してしっかり前を向いて対応しています。

 

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という訳で、次節ホームゲームの首都ダービー:対クラブ・アメリカ戦が今シーズンのPUMASにとって最も大きな正念場となるでしょう。