1.アレフレッド・サルディバル(キーパー)
身長:183cm 体重:76.2kg
1990年2月9日生まれ(28歳)
デビュー:2010年8月14日
タイトル:2011年後期ステージ
下部組織出身。近年のPUMAS黄金期を支えたピコリン(アレハンドロ・パラシオス)がチームから去った後、正GKの座をしっかりと確保。特にホームゲームのペナルティキック阻止率には定評がある。しかしメキシコ代表へ招集されないのは、安定したレベルでパフォーマンスが出来ないから。2シーズン前のリギージャ(プレーオフ)準決勝アウェイゲームの2ndレグでは試合をぶっ壊してしまい、全くと言っていいほどらしさを見せられなかった。そういった背景からも、昨シーズン終了後に首脳陣から移籍者リストへ載せられたほど。今シーズンは心機一転して、これまでのトラウマを払しょくして欲しいところ。
2.アラン・モソ(右サイドバック)
身長:175cm 体重:71kg
1997年4月5日生まれ(22歳)
デビュー:2015年2月4日
下部組織出身。2シーズン前の第2節ホームゲームで、近年の黄金期を支えた先輩:ハヴィエル・コルテスが2011年後期ステージ・リギージャ(プレーオフ)決勝戦の対モナルカス・モレリア戦で見せたのと同じようなゴラッソを決め、自身が持っているポテンシャルを改めて誇示してみせた。主にカップ戦を中心に出場していたが、昨シーズンはリーグ戦でも右サイドバックとして、スタメンにすっかり定着。特にチームが劣勢に立たされているときに、イレブンを鼓舞するようなガッツ溢れるプレーをするようになった。アンダー22メキシコ代表へも招集されており、近い将来メキシコA代表にもその名前を加える日は近い。
4.ルイス・キンターナ(センターバック)
身長:180m 体重:73kg
1992年2月3日生まれ(27歳)
デビュー:2013年5月5日
タイトル:なし
下部組織出身。メキシコ1部リーグデビューして4年以上が経過。元主将ダリオ・ヴェロンの背番号を引き継ぎ、その熱烈な指導の甲斐あってか、漸く守備陣を支える活躍をするようになりつつある。今シーズンも引き続き、ニコラス・フレイレとともに牽引して行って欲しいものだが、今シーズンよりパブロ・ハケスらとのポジション争いが熾烈になると同時に、下部組織出身選手としてPUMASのスタメンに残るには限界となる年齢を迎えつつある。
5.アラン・メンドーサ(左サイドバック)
身長:174cm 体重:77kg
1993年9月28日生まれ(25歳)
デビュー:2012年7月25日
2013~2015年PUMAS(1試合1ゴール)、2015~2016年ヴェナードスFC(ユカタン州メリダ市・2部リーグ、26試合0ゴール)、2016年クルブ・ネカクサ(2部リーグ、16試合0ゴール)、ドラドス・シナロア(5試合2ゴール)
タイトル:2016年メキシコ2部リーグ優勝(クルブ・ネカクサ、ドラドス・シナロア)
下部組織出身。メキシコサッカー2部リーグのチームを転々とした後古巣に戻り、特にカップ戦などでそれまで揉まれてきた経験を発揮していた。サイドを駆け上がって攻撃参加する際のロング・ミドルシュートは貴重な得点源となるだろうと思われたが、昨シーズンはスタメンはおろかポジション争いより完全に脱落。シーズン終盤は3部リーグのリギージャ(プレーオフ)に出場していたぐらいで、今シーズンは1部リーグのプロサッカー選手としての正念場を迎えている。
18.ニコラス・オマル・フレイレ(センターバック)
身長:186cm 体重:80kg
1994年2月18日生まれ(25歳)
経歴:2012年AAアルヘンティノス・ジュニアーズ(アルゼンチン1部リーグ、93試合出場4得点)、2017年CAトルケ(ウルグアイ1部リーグ)、PECズヴォレ(オランダ1部リーグ、21試合出場1得点)、2018年SEパルメイラス(ブラジル1部リーグ)、2019年LUDキト(エクアドル1部リーグ、13試合出場4得点)
国籍:アルゼンチン
現在のPUMASにおいて、最も欠けている重要なポジションであるセンターバックを埋めるために移籍したキャリアのある若手センターバック。ルイス・キンターナ、パブロ・ハケスらとのポジション争いになるが、そのポテンシャルによってレギュラー定着ならびに守備陣の中心としてのキャプテンシーを期待されると同時に、1部リーグのTOPレベルにあるライバルチームとの対戦でその実力を見てみたい。
19.パブロ・ハケス(センターバック)
身長:180cm 体重:73kg
1995年9月29日生まれ(23歳)
デビュー:2017年1月15日
タイトル:なし
下部組織出身。1部リーグにおいて出場機会を得るにつれて以前までの不安定な守備やすぐに警告などでカードを貰ってしまうプレーは見せなくなったものの、まだここ大一番の特に首都ダービーなどの重要な試合における経験が浅いが故に、まだ全幅の信頼は置けるまでには至らない。上背が高い相手FWをマークするのは比較的上手いが、逆にすばしっこい相手FWをマークするのが苦手。レギュラー定着を目指すためには、今シーズンがこれまでで最も重要なシーズンになるだろう。
20.イデケル・アルベルト・ドミンゲス(右サイドバック)
身長:171cm 体重:64.5kg
2000年6月2日生まれ(18歳)
デビュー︰2018年2月21日(メキシコ杯)
下部組織出身。昨シーズンからメキシコサッカー1部リーグ戦に正式にデビュー。首都ダービーなどの重要な試合でもプレーをしたが、まだまだトップレベルの選手たち相手に経験不足やスピードに慣れないなどを露呈する場面が多い。昨シーズンの経験を糧に、今シーズン更なる出場機会を得て大いなる飛躍が期待される。
21.ロドリゴ・アルマンド・ゴンザレス(センターバック)
身長:183cm 体重:75.3kg
1995年4月12日生まれ(22歳)
デビュー:2015年2月20日
2013~2015年クラブ・アメリカ・ユース、2015~2016年ロボス(プエブラ自治大学=プエブラ州・2部リーグ)、2016年クルブ・アメリカ、2016~2017年ヴェナードスFC(ユカタン州メリダ市・2部リーグ)、2017年~PUMAS
クラブ・アメリカ下部組織出身。2012年国際ユースサッカーin新潟(アンダー17)優勝、2013年国際ユースサッカー・ミルクカップ(北アイルランド、アンダー19)、北京現代国際ユーストーナメント優勝、2015年北中米カリブ海サッカー連盟のアンダー20大会で優勝(6試合出場)などの経歴あり。
23.ヘイソン・アンドレス・アングロ(左サイドバック)
身長:184cm 体重:74kg
1996年6月27日生まれ(22歳)
デビュー:2014年・デポルティーボ・カリ(~2019年)
タイトル:コロンビアサッカー1部リーグ2014年・年間王者決定戦、2015年前期ステージ
国籍:コロンビア
2014-15年シーズンにプロデビュー。ポジションは、左サイドバック。クラブは彼のミスによって重要な試合を幾つか落としたので、2度と同じことが起きないように願っている。アンダー17、20のコロンビア代表に選出。2019年1月31日に1年間のレンタル契約で、現在のPUMASにおいて、最も欠けている重要なポジションである左サイドバックを埋めるためにPUMASと契約。昨シーズンはクラブの期待通りの活躍は出来なかったが、ミッチェル新監督による信頼は厚い。
29.ミゲル・アンヘル・フラガ(キーパー)
身長:184cm 体重:83kg
1987年9月3日生まれ(30歳)
デビュー:2005年
2005~2009年CAモナルカス・モレリア、2009~2010年ヴェナードスFC(ユカタン州メリダ市・2部リーグ)、2010年~2011年クラブ・ティフアナ、2011~2013年トロスネサ(ネツァワルコヨトル市・3部リーグ)、2013年デルフィネス(カンペチェ州カルメン市・2部リーグ)、2014年ケレタロFC、2014~2018年CAアトラス、2018年~PUMAS
2017年北中米カリブ海選手権ではメキシコA代表に選出されたこともある、ベテランゴールキーパー。昨シーズンは主にカップ戦でレギュラーとして起用されたものの、決勝トーナメントに入ってからは正GKアレハンドロ・サルディヴァルにその座を奪われ、やはり1部リーグのライバルチーム相手ではまだコーチ陣からの信頼は薄い。年齢的にも、今シーズンが正念場か。