後列:フランシスコ・フォンセカ、セルヒオ・ベルナル、イスラエル・カストロ、ダリオ・ベロン
前列:ヘラルド・ガリンド、ホアキン・ボテロ、ホセ・ルイス・ロペス、アイルトン・ダ・シルバ、ディエゴ・アロンソ、ハイメ・ロサーノ
コーチ陣と首脳陣、PUMASは2004年後期ステージのリーグ優勝を飾る
6月13日、ウーゴ・サンチェス 指揮下のチームは、大会形式が2ステージ制に変更されてから初めて2連覇したクラブへ
ある晴れた日曜日、ベンチにウーゴ・サンチェスを監督に擁したPUMASは、オリンピック・スタジアムにおける2004年後期ステージ・リギージャ(プレーオフ)決勝戦のセカンドレグを戦った。そして延長戦およびペナルティキック決着の後、4度目のリーグ優勝を果たした。こうして前回リーグ優勝した1990−91年シーズンのリカルド(トゥッカ)フェレッティ弾から13年もの間、無冠に終わった負のスパイラルを断ち切った。
その2004年は、PUMASにとって黄金時代の始まりとなった。まずはこのタイトルをきっかけとして、大会形式が2ステージ制に変更されてから初めて2連覇したクラブとなり、さらには年間王者決定戦(カンペオン・デ・カンペオーネス=前期ステージと後期ステージの勝者による)をも勝ち取った。この年を皮切りに、2009年後期ステージと2011年後期ステージのリーグ優勝を通算4度獲得した。
ハリスコ・スタジアムで行われたファーストレグは、PUMASのホセ・ルイス゛パレヒータ゛ロペスとCDグアダラハラのラモン・モラレスによるゴールで1−1で終わり、セカンドレグをホームゲームで戦うことになったPUMASだったが、スコアレスドローのまま延長戦を戦い、最後にペナルティキック決着に持ち込まれた。
PUMASのキッカーは、ハイメ・ロサノ、ホワキン・デロルモ、ホワキン・ベルトラン、フランシスコ・フォンセカ、そしてアイルトン・ダシルバの5人が全て決めた。対するCDグアダラハラは、アドルフォ・バウティスタ、マヌエル・ソル、フランシスコ・パレンシア、オマール・ブラボまではそれぞれ決めたが、最後のキッカーとなったマヌエル・メディナが蹴ったボールは、セルヒオ・ベルナルが守るゴールバーの上を越えていった瞬間にPUMASのリーグ優勝が決まった。