Pumas de la UNAM

メキシコサッカー1部リーグのクラブ・ウニベルシダ・ナシオナルを応援している日本人の備忘録

メキシコリーグ 2022年グリッタ後期 レペチャへ Guadalajara 4-1 UNAM

 

CDグアダラハラがPUMASを破り、力強くリギージャ(プレーオフ)進出

 

 

CDグアダラハラは5連勝。ホームゲームでPUMASを4-1で下し、この結果リギージャの準々決勝はハリスコ州ダービーとなる

 

 

CDグアダラハラは、次の対戦相手CFアトラスとの試合に対して準備万端であることを示し、5連勝でPUMASを4-1で下した。この勝利でリギージャ進出し、クラブ・アメリカと共にシーズンを最高の形で締め括った。試合は点の奪い合いで始まったが、悪いニュースだったのはヘスス・アングロが負傷退場したことであった。

 

 

試合は前半11分、トライアングルパスからクリスティアン・カルデロンが左サイドから抜け出し、マークに付いていたサンティアゴ・トリゴスを置き去りにして、最後は飛び出したゴールキーパー:アルフレード・タラベラの一瞬の隙を突いて、先制。

 

 

しかしその後前半19分、ハーフライン付近からアルトゥーロ・オルティスによるロングフィードから、ジオゴ・デ・オリヴェイラが必死にマークに付いていたヘスス・ヒルベルト・オロスコを振り切って、最後は相手ゴールキーパー:ミゲル・ヒメネスの脇の下を押し込んで、同点とした。

 

 

CDグアダラハラにとって前半悪いニュースだったのは、ペナルティーエリア内でフリーになっていたヘスス・アングロがトラップして足元へ収めようとしたボールを、アルフレード・タラベラが一足早くパンチング。そのままヘスス・アングロの足を巻き込んでしまい、担架で運ばれるアクシデント。

 

 

この負傷を境にして、それまで一進一退の攻防から少しペースがダウンした。前半は1-1のまま、終了。しかしPUMASもまた、同点ゴールをマークしたジオゴ・デ・オリヴェイラが、足を捻挫してしまい前半40分に途中退場。ワシントン・コロソがそのポジションに入った。

 

 

後半6分、アレクシス・ベガとフェルナンド・ベルトランによる長い壁パスから、ベガのヒールパスをエリア内で受けたベルトランが対角線に侵入し、最後は狭いスペースからアルフレード・タラベラを制して逆転。これで試合の流れは、一気にCDグアダラハラのペースに変わった。

 

 

PUMASは何とか同点に追い付きたかったためロングボール1本でゴールを目指していたが、追加点が欲しいCDグアダラハラは、後半17分にロベルト・カルロス・アルバラドに代えてホセ・ファン・マシアスをピッチへ。これで前線を5枚にして、パワープレイに転じた。

 

 

後半40分、PUMAS唯一の得点チャンスだったのはファン・ディネンノがヘディングシュートで惜しくもファーサイドをボールがすり抜けた瞬間だった。その直後の後半43分、完全にフリーになっていた逆サイドへロングパス。これをエリア内中央で最後はホセ・ファン・マシアスが押し込んで、3点目。

 

 

続く後半45分には、アレクシス・ベガがダメ押しとなる4点目で勝負有り。CDグアダラハラは続くリギージャ準々決勝で、ハリスコ州ダービーとなる前リーグ王者:CFアトラスと対戦する。