Pumas de la UNAM

メキシコサッカー1部リーグのクラブ・ウニベルシダ・ナシオナルを応援している日本人の備忘録

メキシコリーグ 2022年グリッタ前期 第6節 レビュー

 

アンドレス・リリーニ監督による試合後の記者会見内容

 

 

「試合に勝つために全力を尽くした結果がドローであったので、苛立ちを隠すことが出来ない。サブメンバーが豊富で質が高いCFモンテレイは、ウチのチームほどダメージを与える攻撃をしなかった。この試合、勝たなければいけなかった。」

 

 

対バルセロナFC戦(第57回ジョアン・ガンペール杯)は、選手たちを入れ替えて臨む。今のこの状況を改善したうえで、その後に控えているメキシコシティダービー(対クラブ・アメリカ戦)に臨む。全ての選手たちがプレー出来るようにする。ダニエウ・アウベスは、チームにフィットしてきている。人間として、彼は経験を積んでいる。有難いことに、生まれつきのリーダーがチームにいる。」

 

 

「ファン・ディネンノについての批評に関して、自分の答えは彼は自身で限界を受け入れることをしない選手だ。点取り屋が点を取れない期間が長い場合は、得点を決める責任を放棄して他の選手たちへ貢献すべきだ。時にこういった状況を過ごさなければいけない。」

 

 

「プレーの方法が違えば、状況もそれぞれ異なる。これがチームが欲しているものだ。チームが勝てないから、サポーターが苦い思いをしていることは分かっている。ただ、我々は平静だ。誰もが得点を決められないし、それがたった1人でもない。ファン・ディネンノは努力家であって、頭は固い男だが前進していくだろう。」

 

 

「キックオフの笛が鳴るまでは、バルセロナFC相手に勝てる確率はフィフティーフィフティーだ。今日この瞬間は、試合開始前だ。(オフサイドの判定による)ノーゴールは、非常に限られたプレーだ。(VAR=ビデオ・アシスタント・レフェリーなどの)テクノロジーに対して、我々は対抗することは出来ない。あのプレーは、非常に公平な判定だった。アルトゥーロ・オルティスのプレーに関しては、規定上はペナルティキック(PK)ではない。」

 

 

「バルセロナFCのようなチームと対戦できることに感謝している。このカップ戦は、非常に多くの価値がある。メディアの皆さんにとって嬉しいと思う全てのことは、自分にとってもまた同じだ。今のところ、何の戦略も立てていない。対バルセロナFC戦に関する全て以前に、今日の試合が先だった。負傷者リストを確認する必要がある。自分たちだって勝てるはずだし、それを示して見せる。選手たちは、全員遠征に帯同する。」

 

 

「ダニエウ・アウベスと疲労蓄積について話し合ったが、対バルセロナFC戦については何も戦略を立てていない。出来る限り多くの選手たちに出場機会を与えて、経験を積んでもらう。メキシコシティ出発は、火曜日の午後予定だ。ディフェンダーが得点を挙げることは、我々にとって良いことだ。6~7点得点を挙げる中で、彼らが5~6点決められたらベストだ。ダニエウ・アウベスとジョアン・ガンペール杯について話したが、いつものように(ここ2試合スタメン)試合に出場してもらう。」

 

 

「我々はペナルティーエリア内における意思決定を、より明確にしなければならない。選手たちがどのパスがベストであるか?を見るために、我々はフィニッシュや繰り返しの動きを準備することが好きだ。ダニエウ・アウベスのチームへの順応性は、驚くべきものだ。試合に対する読み、欧州サッカーの素晴らしいコンディションはパスとトラップで大きな違いを生み、彼はそれを持っている。彼は、メキシコサッカー1部リーグの試合勘を掴まなければならない。」