Pumas de la UNAM

メキシコサッカー1部リーグのクラブ・ウニベルシダ・ナシオナルを応援している日本人の備忘録

メキシコリーグ 2023年後期 第2節 レビュー

 

対サントス・ラグーナ戦に敗れたラファエル・プエンテ監督「守備を改善しなければならない」

PUMASの監督は、チームの欠点を認識した

 

 

PUMAS監督であるラファエル・プエンテ・デル・リオが認めたように、得点力不足とダニエウ・アウヴェスの欠場は、PUMASがコアウイラ州トレオン市でサントス・ラグーナに敗れた(3-0)敗戦の決定的な要因であった。 そして、ダニエウ・アウヴェスの義母が亡くなったことで、監督は彼を当てにすることができなかったということだ。

「ダニエウ・アウヴェスが直面している不幸な状況(義母の死)のために、我々がプランニングして取り組んできたことに基づいて、複雑な1週間であった。 この場をお借りして、彼とその家族にはお悔やみを申し上げる。彼らはそれぞれ異なる特性を持つ選手であり、ピッチでハードワークをするチャンスがなかったので、そのプランは我々を変えたが、それは言い訳にはならない。」と、試合後の記者会見で語った。

 

 

「力強さに欠いたという部分はもちろんのこと、対戦相手チームが得点をする選択肢を生み出さないように、守備段階で改善しなければならない。我々は攻撃の段階で力強さを欠き、守備の段階では非常に貧弱な結果だった。自分はこれら2つ問題点とそれ以外に、開幕戦で勝利をおさめて翌節にこの敗戦という事実は、非常に不確実なスタートを切ったと思う。前半は前節同様に我々が望んでいたものから非常に遠くなり、集中力に欠き、プレーが不確実で、明確な得点チャンスが少なかった。」と指摘し、自らの過ち批判した。

 

 

しかしPUMASの監督にとって、サントス・ラグーナへのアウェーゲームは全てが悪いわけではない。チームプレーをミスしたことを理解して、それを修正するために努力すると考えているからだ。

「自分たちが何を出来なかったのか?をよく知っている選手たちの話を聞くという事実は、深呼吸をさせてくれる。それを正すには、自分たちが間違っていたことを受け入れることから始めないこと以外に良い方法は無い。ただ決して最後まで諦めずに、彼らは最後まで戦い続けた。それがPUMASというクラブが要求することだ。それまでの歴史が、それを証明している。」

 

この試合の結果、PUMASは 勝ち点3で総合順位表の第10位となり、1 月22日(日)にオリンピック・スタジアムにおいてクラブ・レオンを迎え撃つ準備を始める。