Pumas de la UNAM

メキシコサッカー1部リーグのクラブ・ウニベルシダ・ナシオナルを応援している日本人の備忘録

メキシコリーグ2023年前期ステージの現在最多セーブはフリオ・ゴンザレス

 

PUMASの正ゴールキーパーはこれまで37セーブを記録し、メキシコサッカー1部リーグでトップ

 

フリオ・ゴンサレスは、メキシコリーグ2023年前期ステージの全7節で最も多くのセーブを記録したゴールキーパーとなった。PUMASの正ゴールキーパーはそれまで悪役扱いされていたが、今やチームが総合順位表の上位を維持するキーマンとなっている。現在32歳のフリオ・ゴンザレスはPUMASに3年在籍し、これまでリギージャ(プレーオフ)の決勝戦や数々のリーグ戦における先発出場、監督の交代などあらゆることを経験し、名選手であると同時に悪役でもあったが、それまで正ゴールキーパーであったアルフレッド・タラベラやセバスティアン・ソーサらの後塵を拝していたものの、ついにその座に座る日が来た。

 

彼がこれまでにマークした37セーブは、CFプエブラのヘスス・ロドリゲス(32セーブ)、サントス・ラグーナのヒブラン・ラフドとデポルティーボ・トルーカのティアゴ・ヴォルピ(共に30セーブ)、そしてCDグアダラハラのミゲル・ヒメネス(25セーブ)を上回っている。ゴンサレスは自分が何に苦しんでいたのか、そしてPUMASのサポーターがどのように異常な方法で彼のセーブを要求したかを覚えている。2020年ガーディアンズ リギージャ準決勝2ndレグ(対クルス・アスル戦)で注目を集め、PUMASにとって他の決定的な試合でもキーマンとなったにもかかわらずだ。おそらく彼は、正ゴールキーパーの座に座ることに対して、もっと快適さを感じるようになるだろう。

 

 

「明らかに個人的なリベンジだった。なぜなら昨シーズン(2023年後期ステージ)はとても酷いトーナメントだったと思うし、サポーターたちは正当に自分のことを裁いたと思う。少し考え過ぎかもしれないが、それがサッカーの1部であるし、それが自分の置かれている立場であるし、今自分はそう思っている。昨シーズンは、自分の知っている方法で挑戦しようとした。」と、彼は去る5月に語った。「自分は心理学者と毎週、精神的に強くなるために取り組んでいる。良い結果が出る場合もあれば、悪い結果が出る場合もあるが、思考や規律の質を変えることは出来ない。」と、その場で強調した。

 

現在フリオ・ゴンザレスはその努力の甲斐が報われており、今シーズンは、特にオリンピック・スタジアムにおいて何度も称賛されている。なぜなら彼の37セーブにより、彼はメキシコサッカー1部リーグのTOPゴールキーパーであるだけでなく、彼のおかげでプーマPUMASは総合順位表の順位を上げるために戦いを続けられているからだ。