Pumas de la UNAM

メキシコサッカー1部リーグのクラブ・ウニベルシダ・ナシオナルを応援している日本人の備忘録

メキシコリーグ 2022年グリッタ前期 第5節 裏話

 

 

良かった点:PUMASが得点チャンスを沢山作ったにも関わらずそれを決めきれなかった、実質負け試合であった試合でドローを得た(それが、良いことであるかどうか?は分からないが)。

 

 

悪かった点:チームは引き続き後半に入るとパフォーマンスが悪くなる傾向にあり、試合の最後までプレッシャーを掛け続けていた昨シーズンまでとは真逆であること。前線のフォワード陣は繋がりが無く、ミスが多い。ラストプレーでは、そのプレーを締め括る何かが常に足りないのに加え、てファン・ディネンノとグスタボ・デル・プレテはその場に居ないにも関わらず、出場機会を与え続けられている。

 

 

醜かった点:チームのパフォーマンスが落ちている時にイゴール・メリタオを下げたことで、マサトランFCの息を吹き返させたのは今回アンドレス・リリーニ監督はその指揮を誤った。このミスから監督は間違いなく学ぶことだろうし、2度とこのようなことが起きないことを願うそしてダニエウ・アウベスのデビュー戦で、敗北に近いドロー。

 

 

言うまでもなくこれは自分個人の覚え書きだが、ファン・ディネンノはCONCACAFチャンピオンズリーグの決勝・対シアトル・サウンダーズFC戦で1度死んだも同然だったので、ベンチメンバーに下げてジオゴ・デ・オリヴェイラにウイングではなく、センターフォワードとしてプレーをするチャンスを与えるべき。

 

 

ゴールキーパー:フリオ・ゴンザレスはもう少し自信を付けさせるべきで、ベンチメンバーとしてヒル・アルカラにも出場機会を与えた方がいい。グスタボ・デル・プレテは、試合の中で存在感を失っていた。もちろんボールに触っていたが、ラストパスの精度を欠いている。エドゥアルド・サルビオは味方が攻撃をしている最中にブレイクを入れてしまう点はいただけないが、まだ救いの余地有り。

 

 

ニコラス・フレイレとアルトゥーロ・オルティスは、チーム不動のセンターバックであり、後者が負傷から復帰して本当に良かった。パブロ・ベネベンノはこれまでで1番の試合をしたと言ってもいいほど、良い試合して最後までファイトした。エフライン・ベラルデは、実質殆ど役に立っていない。時にクール過ぎたり、時に燃えたりするものの、総合的に見て地に足が着いていない。

 

 

イゴール・メリタオの不在が際立った初めての試合で、中盤における要であることを証明した。