Pumas de la UNAM

メキシコサッカー1部リーグのクラブ・ウニベルシダ・ナシオナルを応援している日本人の備忘録

メキシコリーグ2021年ガーディアンズステージ 第11節 レビュー

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「サポーターと共に何かがあるとすれば、それは我々がピッチで示さなければならないということが出来ていないことだ。今それは出来ることから程遠いところであって、サッカー選手たちがそれを出来ていないというのが現実であって、チームがしなければならないことと出来ることから程遠い。」
 

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同じようにアンドレス・リリーニ監督はサポーターがいないスタジアムがチームの鬱憤を晴らせないことを強調し、さらに2020年3月6日以来チームが初めて観客がいるスタジアムでプレーをすることが出来たベニト・ファレス・オリンピックスタジアムに来た彼らに感謝した。
 

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「選手たちは無観客試合で試合することに神経質になっている訳ではないが、PUMASのサポーターは12番目の選手として我々にとって不可欠であり、選手たちにとってのモチベーションである。」
 

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最後に監督は、次節の対アトレティコ・サン・ルイス戦が今後のトーナメントにおいて決定的なものになるだろう。さらにホアン・バスケスやアラン・モソ(メキシコ代表)、そしてセバスチャン・サウセド(米国代表)らが2020年東京オリンピックのサッカー競技・北中米カリブ海地域予選のため欠場することの重要性を述べた。
 

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「我々はレペチャへ(敗者復活戦)に進出しなければならないという強い気持ちを持って、対アトレティコ・サン・ルイス戦で勝ち点3を挙げないとその後の行方が非常に難しくなる。予選に出場する選手たちの穴を埋める者たちは、その状況を踏まえたプレーをしてくれることを確信している。」
 

メキシコリーグ2021年ガーディアンズステージ 第11節 FC Juarez 1 - 1 UNAM

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PUMASが国境の街:シウダー・フアレスで、チャンスを逃しFCフアレスと引き分ける
 

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PUMASは比較的容易な試合を逃し、後半に勢いが無くなったFCファレス相手にドローが精一杯で勝ち点1を挙げる
 

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2021年ガーディアンズ・ステージにおいて苦戦し続けているPUMASは、レペチャへ(敗者復活戦)進出圏内へ近づく貴重な機会をフイにして、FCファレスに対して辛うじて1−1のドローで勝ち点1を挙げるのみに終わった。PUMASはこれまでの対戦で1度しか勝利したことがない、FCフアレスに対して苦しみ続けている。 もちろん今節は通算2度目の敗戦は避けることが出来たものの、5度目の引き分けとなってしまった。
 

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マティアス・ガルシアはヘロニモ・ロドリゲスの失態を利用して先制点を挙げたが、フアン・イグナシオ・ディネンノはガブリエル・トーレスのヘディングシュートのリバウンドを押し込み、チームに勝ち点1を与えた。PUMASとってまた1つの勝ち点を積み上げたが、総合順位表の第14位のままなので、レペチャへ(敗者復活戦)進出にはまだ不十分である。一方でFCファレスはこの勝ち点1で辛うじて順位を1つ上げることが出来たものの、1部リーグ降格争いを繰り広げている最下位:CFアトラスに対して息を吹き返させるドローとなり、5千万ペソ(約2億6千万円)の罰金が課せられる第16位のまま(第17位は7千万ペソ=約3億7千800万円)であり、なおかつレペチャへ進出圏内までは程遠い状況である。
 
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試合は前半、FCファレスがボール支配権を握った。早い時間帯からチャンスを作ったが、いつものようにアルフレード・タラベラがセーブやパンチングでこれらのピンチを救った。しかしながら前半15分過ぎにPUMAS守備陣による綻びが生じ、ヘロニモ・ロドリゲスがカウンターアタックを避けようとヘディングでタラベラへ戻そうとしたボールが、運悪くマティアス・ガルシアの前に転がってしまい、これが結果的にキーパーと1対1になり、押し込まれて先制点を奪われることになってしまった。このゴールがPUMASイレブンの目を覚させ、同じようにカウンターアタックから追い付こうとさせることになった。
 

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しかしボールタッチのミスが攻撃の中心となったファン・イグナシオ・ディネンノを妨げ、さらにはサイド攻撃を担ったアラン・モソもまたセンタリングを上げたものの相手ディフェンダー陣からクリアされた。FCファレスはその後も攻撃の手を緩めなかったが、オフサイドトラップに引っ掛かり再三のチャンスの芽を摘まれることになった。前半30分過ぎには再びマティアス・ガルシアがゴールポスト直撃のシュートを放ったり、ダリオ・レスカノがオフサイドポジションに居たことでシュートまで持ち込めず、前半を1−0で折り返した。
 

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後半に入って今度はPUMASが主導権を握り、ファン・ディネンノは昨シーズンのチーム得点王だったリズムを徐々に取り戻しつつあった。そして後半9分、ガブリエル・トーレスが放ったヘディングシュートを弾き返した相手ゴールキーパー:エンリケ・パロスのリバウンドを押し込み、漸く同点に追いついた。この得点によってPUMASがボールをめぐる争いで距離を縮めることを可能にし、FCファレスに対して驚きの衝撃を与えることに加えて、試合の流れは一気に変わることになった。
 

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後半17分、PUMASはペナルティーエリア付近でファン・パブロ・ビゴンが受けたファールによってフリーキックを獲得したが、ファン・ディネンノが放ったシュートはゴールバーを越えて行った。さらに後半80分、あわやペナルティーキックかというファールがあったが、主審:オスカル・メヒアはファン・パブロ・ビゴンによるシュミレーションの判定でイエローカードとなった。試合はそのまま、1−1のまま終了。PUMASは優勢だった時間帯のチャンスを潰し、逆転勝ちする機会を逃したのであった。
 

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メキシコリーグ2021年ガーディアンズステージ 第11節 プレビュー

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ガブリエル・トレースによる週定例会見
 

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「チームが必要としているのは、戦術的にも攻撃的にもその自信を取り戻すことだ。 守備的にはとても良くなっっていると思うが、ライバルチームのアプローチに基づいてコーチングスタッフからの指示によるところが大きい。」
 

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「リーグ準優勝をした後だけに、今シーズンのチーム全員がプレッシャーを感じている。 良い成績のシーズンの翌年はさらに複雑になりがちで、プレシーズンの時間が少ないとフィジカル的な問題はさらに難しくなると思うが、我々は改善している。最後の2試合ではそれまでのPUMASと異なる面を見せたが、我々はそれを成し遂げるために一生懸命取り組んでいる。」
 
「自分は、審判のレフェリングについて話すのは好きではない。彼らは我々のように人間であり、間違えてしまう可能性がある。 前節我々は良い試合をしたが、敗北に値する内容では無かった。チームは戦術的に非常に優れていて、よく組織されていた。」
 

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「違うスタイルのプレーをするチームから新補強選手として今シーズン合流したので、非常にチャレンジャーとしてやっている。アンドレス・リリーニ監督のサッカーに慣れてきたので、ここではより挑戦者として取り組んでいる。ここ数試合は自身の状態が非常に良くなってきたので、チームに対してより貢献し続けるようになりたい。」
 

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「サッカーには良い瞬間と悪い瞬間のピリオドがあって、幾つかの結果が出ない時は自信を失いがちだが、チームは非常にハードワークをしていて、いつでもそのリカバリーを出来るだろうと思っている。我々は最低でも2試合続けてポジティブな結果を出すことが必要で、このシーズン残り試合でPUMASらしさを取り戻せるだろう。」
 

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「ファン・イグナシオ・ディネンノとのフィットに関しては、以前にも2、3試合一緒にプレーをしたことがあるので、きっと改善出来るだろう。 我々はすでにもう少しコンビネーションプレーを試みようとしている。彼はチームにとって重要な選手だと思うし、きっと試合をこなすにつれて我々2人ははるかに良くなるだろうし、チームに得点をもたらすことで貢献しようとしている。」
 

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「我々はすでに次節の対戦相手(FCフアレス)の分析を始めている。我々は勝ちに行こうとしているし、PUMASはそれが出来るチームだと思っている。ここ2試合でチームはそれまでと違う面を見せたと思うし、この調子で結果を出していきたい。」
 

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「パナマ・サッカーA代表に今回招集されたことに満足しているし、北中米カリブ海地域のワールドカップ予選で上手くいって欲しいと願っている。もし再び予選突破出来ればパナマにとって非常に良いことだが、今はPUMASでプレーをすることに集中している。金曜日の試合で勝ちに行くつもりだし、勝てるように願っている。」
 

メキシコリーグ2021年ガーディアンズステージ 第10節 レビュー

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「メキシコサッカー協会が罰金を科すので、ペナルティーキックの判定に関して自分は話すことが出来ない」:アンドレス・リリーニ監督
 

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PUMASの監督にとって、チームは良いサッカーをした。そしてリギージャ(プレーオフ)へ直接進出(第4位以内)出来ないことを認識しているが、レペチャへ(敗者復活戦)進出(第5〜12位以内)争いというオプションが残っている
 

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試合がスコアレスドローに終わったように見えたとき、ホアン・バスケスのファウルによりホナタン・ロドリゲスがPKを決めて、クルス・アスルがPUMASに1−0で勝利した。VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)でレビューされたものの、そのプレーをペナルティーキックとして判定する必要があるとは考えていなかったPUMAS選手たちの不満の前に、論議を醸し出し取っ組み合いになりそうな様相であった。 アンドレ・リリーニ監督も不満を口にしたかったが、その件に関して掘り下げたくなかった。
「自分はそのプレーを見たが、多くの評論家が言うようにそれがペナルティだったとはまったく思わない。 ただメキシコサッカー協会が自分に罰金を科すので、ペナルティーキックの判定に関して話すことは出来ない。」と、記者会見で述べた。
 

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この時点でPUMASが昨シーズン同様、リギージャ(プレーオフ)に直接進出することは非常に難しいようだが、当面の目標は変わらず、残り7試合の日程を計算すると今度はレペチャへ(敗者復活戦)進出するための努力が必要だ。
「その道のりは昨シーズンとは異なるが、目標は同じだ。 可能性的にリギージャ(プレーオフ)へ直接進出することは非常に困難だ。 それは現実的ではない。 もちろん、レペチャへ(敗者復活戦)へ進出する必要がある。」
 

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アンドレス・リリーニはPUMASがペナルティーキックの判定以前に結果を出す為に良いサッカーをしたと指摘したが、最終的には勝利を収めることが出来なかった。
「正直なところ、我々は結果を求めた。 チームは、非常に優れた戦略的および戦術的な試合をした。」
 

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そしてそれは、PUMASが昨シーズンに収めたものから遠く離れているので、不満であることは明白であるということだ。 敗北した内容以前に、それは突然それまでスコアレスドローになりそうな試合が一転して、挙げなければならなかった勝ち点が0となってしまった。
「それは、相応しいとか言い訳では無い。だから自分は何も言っていないが、改善する必要がある。 非常に良いサッカーをしたにも関わらず最後の30秒でその努力が水の泡となってしまい、ロッカールームでは多くの欲求不満、不快感が渦巻いている。」
 

メキシコリーグ2021年ガーディアンズステージ 第10節 UNAM 0 - 1 Cruz Azul

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クルス・アスルがPUMASに勝利し、今シーズン8連勝を収める
 

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試合後半アディショナルタイムに得たペナルティーキックをホナタン・ロドリゲスが冷静に決め、クルス・アスルがトーナメント首位を維持
 

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クルス・アスルは、PUMASのピンチを悪化させた。 すべてがスコアレスドローで終わるように見えた後半アディショナルタイムに、ペナルティーキックを獲得しホナタン・ロドリゲスがこれを決め、総合順位表の第2位:クラブ・アメリカに勝ち点差2を付け、首位を維持した。昨シーズンのリギージャ(プレーオフ)準決勝における大逆転の後、両チーム共に不利な状況に陥っていることは明らかだ。PUMASが攻撃で行き詰まり、クルス・アスルが試合を支配したが、終盤まで決定機を決めることが出来なかった。PUMASはレペチャへ(敗者復活戦)進出圏内からどんどん離れ、リギージャ(プレーオフ)進出圏内へ近づくチャンスを手放した。 一方でクルス・アスルは忍耐強く戦い、そのチャンスをより有効に活かして勝ち点3を挙げた。
 
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試合開始の僅か2分後にパブロ・セサル・アギラルがカルロス・グティエレスのカウンターアタックを一掃した後、クルス・アスルが最初のゴールを奪おうとしていた。 しかしながらボールはファン・エスコバルに当たってしまい、ファーポストのすぐ近くへ逸れた。両チームのゴールキーパーは、試合の主役となった。 15分後にはフアン・イグナシオ・ディネンノは左利きのシュートを放ったが、ホセ・デ・ヘスス・コロナがなんとかこれを逸らした。 さらに10分後、ホセ・イグナシオ・リベロが左サイドを破り、右足でニアーポストへシュートをしたが、これもまたアルフレード・タラベラによるベテランのゴールキーピングによって阻止された。
 

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その後ファン・ディネンノとヘスス・コロナによる1対1の場面が生まれディネンノは低い弾道のシュートを放ったが、コロナはこれをコーナーキックへ逃れた。両チームによる絶え間ない攻撃の応酬が始まったが、どちらもゴールを挙げるまでは至らなかった。前半の最後の数分間は、継続的な一進一退であった。 エリク・リラがペナルティーエリアでボールを失い、オルベリン・ピネダがそれを利用してロベルト・アルバラドにパス。アルバラドはこれをオーバーヘッドキックしたが、ボールはゴールバーを越えて行った。しかしホスエ・ミサエル・ドミンゲスがバックパスを誤った際には、クルス・アスルによる集中力不足はあわや失点かと思われるピンチを生み出したが、ヘスス・コロナの適切な対応で難なきを得た。
  

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後半開始から10分後、ギジェルモ・フェルナンデスがペナルティーエリアの外からミドルシュートを放ったが、これもアルフレード・タラベラがパンチングで何とかボールを逸らした。クルス・アスルは終始ボールをコントロールしたが、ゴールを決めることは出来なかった。後半12分、ギジェルモ・フェルナンデスはルイス・フランシスコ・ロモへ対角線のスルーパスを送ったが、このチャンスを潰し先制点を挙げることはならなかった。ディネンノもまたゴールへ迫ったが、得点を挙げることは出来なかった。後半15分、低い弾道のフリーキックで相手選手たちの壁を欺こうとしたが、コロナはタイミングよくこれに対応。ゴールを守り切った。
 

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後半のアディショナルタイムに、天はクルス・アスルに見方をした。ファン・エスコバルがコーナーキックによるセットプレーの際にホアン・バスケスからジャンプをする際に妨害を受け、これを主審はVAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)でレビューをしたところ、ペナルティーキックの判定。これをロドリゲスが冷静に決め、タラベラはシュートコースを読んでいたが止めることは出来なかった。
 

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メキシコリーグ2021年ガーディアンズステージ 第9節 UNAM 1 - 0 Santos

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PUMASがサントス・ラグーナを下し、6試合連続未勝利という悪い流れを断ち切る
 

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論議を醸し出すペナルティキックも、PUMASが1−0でサントス・ラグーナを倒して4連敗から立ち直る
 
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PUMASが、息を吹き返した。4連敗の後、対サントス・ラグーナ戦で1−0という際どい勝利を収め、再び立て直すことに成功した。論議を醸し出すペナルティーキックは、ファン・ディネンノが決め切り悪い流れを断ち切るには十分なものであった。試合は前半から両チームがなりふり構わず攻勢に出たことで、非常に動きが多いものとなった。最初にチャンスを掴んだのは、サントス・ラグーナのファン・フェルネイ・オテロがミドルシュートを放ち惜しくも逸れた時であった。PUMASもすかさず反撃、ファン・ディネンノのシュートもまた同じく逸れていった。
 

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その後エドゥアルド・アギーレやガブリエル・トーレスといった攻撃陣の軸となる選手たちがそれぞれシュートを放ったものの、非常に惜しい結果に終わった。ファン・パブロ・ビゴンもまた攻撃を仕掛け、さらには再びエドゥアルド・アギーレがペナルティーエリア内でシュートを放ったが、アルフレード・タラベラの素晴らしいセーブで弾かれた。試合は攻撃面においては両チームともに一進一退であったが、主役として輝いたのはPUMASの守護神:タラベラであった。前半38分には最初がマテウス・ドリア、続いてエドゥアルド・アギーレによる攻撃から2度に渡ってゴールを死守した。
 

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前半は両チーム無得点のまま終わったが、後半に入ってサントス・ラグーナは前半同様のインテンシティで攻撃に出た。開始早々からヘスス・アントニオ・イシハラが、その3分後にはフェルナンド・ゴリアランがそれぞれミドルシュートなどで、PUMASゴールを脅かした。しかしここもまた、アルフレード・タラベラによる再三の好守で守り切った。後半8分にはセットプレーからついに試合の均衡が破られたかに見えたが、マテウス・ドリアがオフサイドポジションにいたためノーゴールとなった。
 

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サントス・ラグーナが終始優勢に見えたが、アンドレス・リリーニ監督はここで交代のカードを切った。後半17分にカルロス・グティエレスを下げてブリアン・メンドサを、その1分後にはヘロニモ・ロドリゲスを諦めヘスス・リバスをそれぞれ投入。そのまま論議を醸し出すプレーまでは新たに試合は拮抗したまま進んだ。後半25分、右サイドからのセンタリングはペナルティーエリアにいたヘスス・イシハラのハンドを誘発。VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)でレビューした結果、ペナルティキックの判定となり、これをファン・ディネンノが落ち着いて決めPUMASが決勝点。
 

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全体的にはサントス・ラグーナが試合を支配したものの、ゴールを決める明確さが欠けていた。 PUMASはこのトーナメントで、再び勝利を挙げた。 最善の方法ではなかったが、昨シーズンのリーグ準優勝チームは自信を取り戻す結果となった。
 

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メキシコリーグ2021年ガーディアンズステージ 第8節 Guadalajara 2 - 1 UNAM

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CDグアダラハラはホームグラウンドでPUMASを叩き、昨シーズン準優勝チームの危機をさらに悪化させる
 
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CDグアダラハラは、アクロン・スタジアムにおいて前半早々にリードを奪いながらも、そのアドバンテージを維持出来なかったPUMASを破り、2021年ガーディアンズ・ステージで巻き返す
 

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CDグアダラハラは躓きながらも逆転し、PUMASに対して2−1のスコアで勝利した。 今シーズンの2勝目を挙げ、この4年間倒すことが出来なかったPUMASを良いサッカーでついに負かした。
 

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CDグアダラハラのセンターバック:イラム・リカルド・ミエルがこぼれ球をコントロールできず、ボールが相手フォワード:ガブリエル・トーレスの足元に落ちたため、PUMASが先制点を挙げた。 トーレスはPUMASでメキシコサッカー1部リーグデビューして初得点、483分間得点の無かったチーム攻撃陣のスランプを脱した。
 

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CDグアダラハラは、その後すかさず右サイドをドリブル突破したカルロス・アントゥナによるセンタリングをホセ・ファン・マシアスが同点弾。今節のメキシコサッカー1部リーグにおいて、最も素晴らしいコンビネーションプレーであった。
 

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さらにCDグアダラハラは、ホセ・ファン・マシアスからのパスをペナルティーエリアの中央で受けたアレハンドロ・マヨルガがニコラス・フレイレのマークを交わし逆転弾で2−1とした。マヨルガは昨シーズンまでPUMASに在籍していたため、ゴールパフォーマンスを自粛した。
 

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それでもなお、PUMASは得点チャンスがあったがゴールには至らなかった。あわや同点弾かと思われたファン・ディネンノのヘディングシュートは、惜しくも相手ゴールキーパー正面を突き万事休す。
 

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ペナルティーエリア内でのイサーク・ブリスエラによる素晴らしいプレーで放ったシュートが惜しくも逸れたりするチャンスを逃しつつも、結局グアダラハラは勝利を収めリギージャ(プレーオフ)圏内である第12位以内に返り咲き、4試合連続で負け無しとなった。
 

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エスキーテス(Esquites)

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ルシア叔母さんは以前に自宅の食料品店を経営していた以外に、副業として(現在は、これが主収入源)夕方から仕込みを始めて日が暮れる頃から店頭でエスキーテスというスナックを売っています。これは茹でたまたは揚げたトウモロコシの穀粒ベースにしたメキシコ料理で、名前の由来はナワトル語でトーストしたトウモロコシを指します。
 

自分にとっての里親

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自分にとって、メキシコ人の母親とも言える里親は3人います。1人は今現在居候をさせて頂いている、マリー叔母さん。そしてその妹さんである、ソレダード叔母さん。最後に約9年前に同じく1年ほど居候させて頂いた、ルシア叔母さんです。これまで自分がメキシコで生きていくために当時全く見返りを考えずに助けてくれた方々なので、自分が勝手に里親と呼ばせて頂いていて、自分がメキシコのどの場所にいようが、2週間に1度は必ずメッセージを送るようにしてきました。そして今回1年ぶりに里帰り就職をした訳ですが、彼女らの方からも「お前は、私の息子だよ。」と公言されるようになりました。

メキシコリーグ2021年ガーディアンズステージ 第8節 プレビュー

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PUMASのミッドフィールダー:エリク・リラにとって、このチームに所属する以上プレッシャーは常に存在し、彼のパフォーマンスには影響していない。
「我々は昨シーズンが開幕して以来、常にそれを持っている。そして今まで以上に、チームは一致団結している。」
 

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今日のバーチャル記者会見で、彼は次のように述べた。
「我々は間違いなく、これから立て直す。監督をはじめコーチ陣と、今まさに何をしなくなってしまったのか?を知るために、個人的にもチームとしてもハードトレーニングしている。昨シーズンに実現したことによる自信は失われたが、このクラブでは力強さにおいて手抜きすることは許されない。まずここ数節挙げることが出来ていないゴールを決めればプレッシャーは緩み、徐々に良い結果を収められるようになると思う。」と、付け加えた。
 

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彼はまた、アンドレス・リリーニ監督とチームの選手たちとの関係についても述べた。「監督は、我々にとって父親のようなものだ。 我々はそういう風に考えていて彼は我々と話し、時に倍以上の要求をしてそれが試合の分析することを助けてくれる。そしてサッカー選手としてだけでなく、偉大な人間になれるように手助けしてくれる。」
 

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「メキシコサッカー1部リーグでプレーをすることは、大きな責任であり誇りだ。 自分は、選手として強化されるプロセスにある。 監督曰くメキシコサッカー1部リーグの選手は、35〜40試合出場してはじめて1人前だということだ。選手の強化プロセスは長期プロジェクトであり、常にリスクを伴うが、継続性に対しては大きな報酬があるものだ。」と、彼は強調した。
 

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東京オリンピック・北中米カリブ海地域代表予選のサッカーメキシコ代表招集について、彼は次のようにコメントした。 
「これまで良いサッカーをしてきたと思うが、チームのために常にベストを尽くしたいので満足はしていない。ピッチの外には自分の為の栄養士とスポーツ心理学者がいて、より良いパフォーマンスをするのに大いに役立っている。 自分はチームに対して、全力で取り組んでいる。 自分がクラブで良いサッカーをすれば自ずと結果はついてくるし、それが今回は代表チームへの招集となった。 明らかに自分は興奮しているが、常にクラブが最優先でそれに対して全力で取り組んでいる。」
 

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一方で彼は今週末の日曜日にCDグアダラハラと対戦について、他のチームとの対戦同様の真剣さで戦うだろうと指摘した。
「 毎試合がそれぞれ重要で、他の試合同様の真剣さで戦う。毎週リギージャ(プレーオフ)の決勝戦前のように、ハードトレーニングに取り組んでいる。 明らかに結果が必要だが、プレッシャーは無い。」