◆試合後の記者会見におけるアンドレス・リリーニ監督の言葉
アンドレス・イニエストラの退場について
ペナルティキックの壁になって蹴った瞬間にそれを防ぐためにジャンプすることは、試合の中で起きる1つのプレーでしかなく、次回以降は要注意をする。我々はもっと注意して、状況を分析する必要がある。それで受けた警告(イエローカード)は不可避であって、今後は繰り返し起きないようにする。ファビオ・アルバレスが受けた警告は、アフターチャージであって避けることは可能だ。我々は規律正しいチームであり、そんなことでダメージを受ける事は無い。そういう意味では、私は穏やかでいられる。
コロナウイルスなどの要因で欠場者を多数出した点について
正直なところ、まず最初に選手たちの健康面を考慮する。次にこれらの選手たちに確信を持っている。23人のベンチ入りし続けている選手たちはTOPチームにおいて常にTOPレベルにあり、さらに多くの欠場者が出たとしても問題は無い。
首都ダービーについて
行なわれた試合は、非常にインテンシブの高いものだった。前半はクラブ・アメリカが我々より多くの得点チャンスを作り、後半は前半とは全く別の試合であるとして、相手が4枚のフォワード(エンリ・マルティン、ニコラス・ベネデッティ、ジョバンニ・ドス・サントス、フェデリコ・ビニャス)をそのままプレーしたにもかかわらず、それに対抗しなければならなかった。しかし我々は勝利にこだわったゆえに、それがさらに明確な得点チャンスを得られる可能性を与えた。
ここ2試合連続(前節は、アルフレード・タラベラ)で退場者を出したことで失点という犠牲を払ったが、それでもチームは回復した。我々は攻撃の手を緩めなかった。試合終盤でブリアン・メンドーサを投入したのは、勝てるかどうかを確認するために攻撃の変更だった。なぜならばその意図は試合に勝つためであり、それが願いだったからだ。
2度に渡るリードを奪い、それを維持することなく終わったことには心が痛むが、引き分けは両チームにとって公正な結果だったと思う。こういう類の試合をどうやったら勝てるか?を知る必要があるので、何か不完全燃焼な気分だ。私は引き分けることが好きではないので、2度もリードをしていて勝てなかったことは悲しい。
今後のシーズン残りをどう戦うかについて
順位表の上位4チーム(リギージャ=プレーオフで、2ndレグをホームゲームで戦える)で、レギュラーシーズンを終わるつもりだ。敗者復活戦(今シーズンのみ、第9~12位以内のチームがリギージャの前に行なう)に加わるつもりはない。