Pumas de la UNAM

メキシコサッカー1部リーグのクラブ・ウニベルシダ・ナシオナルを応援している日本人の備忘録

メキシコリーグ 2023年後期 第6節 裏話

 

 

今節のフォーメーションも、前節同様に4−4−2。

 

セバスティアン・ソサ、ジョナタン・サンチェス(後半1分、サンティアゴ・トリゴス)、ニコラス・フレイレ、ホセ・リカルド・ガリンド(後半1分、パブロ・ベネべンド)、アドリアン・アルドレテ、アルトゥーロ・オルティス、ヘスス・モリーナ(後半34分、マルコ・ガルシア)、アレク・アルバレス(後半1分、セサル・ウエルタ)、グスタボ・デル・プレテ、ジオゴ・デ・オリヴェイラ、ファン・ディネンノ。

 

 

言うまでもなく、エドゥアルド・サルビオ(負傷中)とイゴール・メリタオ(前節レッドカードで退場処分)の欠場による影響は大きい。またダニエウ・アウヴェスによる退団問題が重くのしかかるかどうかは、神のみぞ知ることだ。それはそれとして、攻撃陣はこれまで良くやっている。特にグスタボ・デル・プレテのプレーは、試合を重ねるごとに守備面においても良くなっている。逆に今節はジオゴ・デ・オリヴェイラのパフォーマンスが、これまでの試合と比較して酷かった。サンティアゴ・トリゴスは、ボランチとして、その穴を生める働きをしている。
 

 
ただ注意しなければならない重要な点は、ディフェンス面。アルトゥーロ・オルティスはボランチでもプレー出来るが、本来はセンターバックでこそ活きる選手(後半に入ってチームの状態が良くなったのは、それまでボランチに入っていたのをセンターバックに戻したから)だ。ジョナタン・サンチェスは、今のところ良くやっている。しかしニコラス・フレイレは良い時は良いが、悪い時にはその存在感が消えることがある。ホセ・リカルド・ガリンドと両センターバックを組む時は、前者が各試合で多くのミスを犯し、今節の試合ではそれがハッキリとした。ダニエウ・アウヴェスが退団した時点で、首脳陣はそのエリアにおける穴を生めるために、右サイドバックを補強すべきだった
 

 
この敗戦およびそれまでの試合における勝てるゲームを勝てなかったことでチームが危機に陥っている訳では無いことを明確にしなければならないが、今節の試合における2失点がサイドバックが相手攻撃陣をマークすることが出来ないうえに、相手選手に対しいて体を入れることすら知らない。これはサポーターに対する、冒涜とも言える行為だ。申し訳ないが、ビッグクラブであるチームにおいてこういった選手、つまりメキシコサッカー2部リーグのレベルの選手を組み込むことは出来ない。